旅57日目 ノー・テント・クライシス
こんにちは、シオです(*´∇`*)
なんでブロガーって記事の度に毎回自己紹介すんの?
漫才師の掴みなの?それ。
どうでもいいか!
あと日本一周するチャリダーってひらがな4文字多くない?
どうでもいいか!
道の駅おだいとう〜R244〜R243〜根室市〜R44〜根室駅〜PR35〜納沙布岬〜R44〜霧多布湿原〜道の駅厚岸グルメパーク
何だか体が昂ぶるようで、2時台に目が覚めた。
道の駅で寝るときは、日の出とともに目が覚めることは多かったが、あまりにも早すぎる。
横になっていても体が早く出ることを求めているようで、仕方なくパッキングを始める。
辺りはまだ暗いから、ゆっくりと準備していても、4時半には出られるようになってしまった。
昨日話していたおっちゃんの1人が起きてきて、バナナをいただく。
沼津から来たそうだ。沼津・・・ラブライブか。某チャリライバーを思い出した。
今日は野付半島という、ここからすぐのとても細長い半島へ行くそうだ。
聞いたことがある。トドワラという木があって、風景の寂しさも相まって、まさに世界の果てのような雰囲気を醸し出すとか・・・。
見てみたいような気もしたが、俺は後戻りが嫌いだ。前しか見えない。
今度来た時に行くことにしよう。
今回の旅最速の4:50に出発した。
・
・
・
四島返還のオブジェ。柱とそれに向かって叫ぶ住民。
柱が四つに分かれているから、それが四島を表してるんじゃないか、とはおっちゃんの弁。
野付半島は何とか見える程度。
そこまで距離は無いはずだが、今日も天気が悪いのだろうか。
いちおう天気は晴れ、降水確率0〜10%だ。
半島部へ入った。納沙布岬まであと少しだ。
シカはマジでどこでも見ることができる。
車と併走してきて、自分から車に飛び込んでくるなんてこともあるそうだ。
事故件数が多すぎて、いちいちニュースにするのもバカらしくなるくらいに。
根室駅
納沙布岬まで、太平洋側の道々を通っていく。
納沙布岬周辺。
霧が濃くて何も見えない。
霧が濃くて何も見えない。
な ん も み え ね え 。
岬の食堂の前で、クリオネで一緒だった3人組のライダーと再会した。
ここにもライダーハウスがあって、昨晩はそこに泊まったらしい。
まさか再会すると思ってなかった。
3人はそれぞれ違うところから北海道に来たみたいなんだけど、何の因果かクリオネで一緒になって、そこからみんなでツーリングしてるんだとか。
イージーライダーのようで素敵やね。
アレ、オチが悲惨だけど。
奈良さんからパンとコーラもらった。
大たかしくん、これからはコーラ飲むたびに俺の顔思い出してねって。
それは嫌です。
東の端に佇む灯台。
宗谷岬の時もそうだったが、岬周辺のキャラ立ちがすごい。
ここらへん、というより根室入ってから「返還!返還!さっさと返還!しばくぞ!」という変な気概が伝わってくる。
(元ネタ知ってる人はオッサン)
灯台の下、野鳥観察所のホワイトボード
R44で釧路方面へ。ここらへんから、もう太平洋側なんだな。
ばんえい種か?
もう15時前だからさすがに釧路へは行けない。厚岸(あっけし)に道の駅かライダーハウスあるからそこへ・・・。
大分の知り合いが教えてくれた霧多布へ。岬だか湿原が有名らしい。
ここらへんクマ出るらしいし、時間ないから岬はスルーで。
つい最近出てんじゃねーか!
車の通りも少ないからめっっっちゃ怖いんだけど。
生きた心地せんわ。
6月1日、6日、16日・・・中型、小型、親子連れのクマ。
霧多布半島に行く道は、どこもクマ頻出地帯だ。上り坂もあったので、ここでクマにあったら逃げられないな、やばいな・・・と心臓破裂しそうになって自転車を漕ぐ。
五体満足で帰るって、親に約束したから死ぬわけにいかないな。
死にそうな思いでたどり着いた霧多布湿原。
人の手が加えられてないといった感じで、雄大だ。
時期が良ければ花も多く咲いているんだろうな。
タンチョウは見れたので良しとしよう。
個人的には、湿原センターの中に展示されていた写真に惹かれた。
四季の移り変わりで様々な表情を見せる湿原はさぞ美しいんだろう。
納沙布岬を出発してから、別行動になっていたらしい。
霧多布のある浜中町はモンキーパンチの故郷で、ルパンのスタンプラリーを開催している。
大阪さんもビッグスクーターでスタンプを集めていた。意外と可愛い面もあるんだな、このひと。
大たかしくんはやらへんの?って、自転車じゃ怖すぎて無理です。
スタンプはほぼ集め終わっているみたいで、今日の宿は厚岸のライダーハウスにするみたいだ。
聞いた話では、愛媛さんはキャンプ場、奈良さんは飛ばして帯広のライダーハウスへ行くらしい。
俺も、厚岸まで行けるかなあ。
みたびR44へ合流する。
ここは道に沿って動物除けのネットがあるから、ある程度は安心できる。
日が落ちる前に道の駅まで来れた。
あと20km西に進めば、ライダーハウスまで行ける。
ただ、ライダーハウスのホムペを見たところ、チェックインの時間までには間に合わないだろう。
ここで寝ることに決めた。
問題が2つ。ここはテント禁止が明言されてるのと、割と遅くまで人がいること。
問題を先送りにするしかないが、とりあえず街に下りて買い出しをしよう。
なんと厚岸にはイオンがあるらしい。
結局テントは張らず、寝袋だけで寝ることに決めた。
夜間7℃まで下がるという寒さに対抗するため、グランドシート、銀マット、シュラフ、フライシートで防護して、持っている服を全て着込む作戦に出るのだ。
そんな俺を見かねて、おっちゃんが声をかけてくれた。
なんと同郷の、新潟の方らしい。
この旅初めての新潟の旅人だ。
おっちゃんからホッカイロをたんまりもらって、寒さに備えた。
願わくば、明日の太陽を拝めますように・・・。
にほんブログ村 ←面白かったら押してってくださいな ほれポチッとな
本日の記録
走行距離:221km
出費:2081円
旅56日目 森の熊さん( ̄(工) ̄)
(((((((((;゚Д゚))))))))))))
ライダーハウスクリオネ〜R334〜R244〜根北峠〜PR975〜開陽台〜中標津空港〜PR150〜R272〜標津町〜R244〜道の駅おだいとう
朝メシにカレーうどん作ってたら、めっちゃ妻夫木が起きてきたから一緒に食べる。
お礼にクマと出会った時の対策を教えてもらった。
めっちゃ妻夫木は両手を熊の爪のようにおっ立てて、
「べあー!!!って叫ぶと逃げますよ」
ハッハッハ、なんだそれ。
キッチンを簡単に片付けて、ライダー達に別れを告げる。
今日は大分の知り合い氏絶賛の知床峠を目指す。
熊の出やすい北海道でも、特に出やすい地域らしいから、対策をしていく。
1.常にエサとなるようなものを携帯し、遭遇した場合に注意を引けるように撒く。
2.向かってきたら、オモチャのピストル(音のみ)をぶっ放す。あくまで最終手段だな。
知床半島の北側、ウトロに行こう。
このころから、やっとセコマのパスタにハマりはじめる。
チキンたっぷりペペロンチーノが、108円でこのボリュームは神だ。
オホーツクに来てここまで天気がいいのは初めてだ。
日本海、太平洋とはまた違った、澄んだ青だ。
国道334号線を行く・・・
気持ちいいな、これだけ晴れていれば峠からの眺めもさぞかし良いに違いない・・・
・
・
・
・
・
車が1台、止まってるな・・・なn羆だ。
おぁあああああああついに見てしまった羆だ羆だ羆やばいやばいどうすればいい100m弱か車に注意向いてるし写真撮ってしまえぁああああああああ震えて撮れねえああああああああ
※赤◯が羆です(矢印標識の下あたりの黒いカタマリ)
体長1m無いくらい?子供だろうか。
でも子供でもあんなんにパンチされたらよゆーで死ぬし
クラクションを鳴らされて、熊は山へと帰っていったが、クマを最大限に警戒して緊張していた俺は、一目散に斜里へ戻ることにした・・・
戻る際、2人の現地ローディーと思しき自転車とすれ違い「クマが出た」と警告したが、いずれも峠へと向かっていった・・・。
北海道民、クレイジーね。
更に戻ると、クリオネで会ったライダー3人組とすれ違った。
昨日大阪さんが「チャリダーとすれ違う時手ェ挙げる人おるけど、あれ見えてんの?」と聞いてきたが、
俺はチャリダーを代表して「見えてますよ俺はめっちゃめちゃ元気出ますよ!嬉しいです」と答えておいた。
彼らは全員手を挙げていった。
完全にビビりと化していた俺は、知床峠と美幌峠に挟まれている根北峠をチョイス。
中標津町の開陽台へのルートへと目標を変えた。
そこだってクマが出ないという保障はないが、少なくともクマの密集地帯である知床よりマシだろうという判断だった。
峠自体は斜度もキツくなく、ダウンヒルも久しぶりの峠ということで爽快だった。
景色は特段開けているわけではないし、普通の峠だが、本州を思い出して思い切りペダルを踏めた。
ただ、峠を降り切ってから大事なことに気付く。
補給食がなんも無い。
業スーのビスケットは昨日食ってしまった。
ウトロに着いて、知床峠の前に補給しようと思っていたが、集落に着く手前で折り返して来たから・・・。
うん、周囲20km、コンビニはおろか自販機さえ無さそうな景色だ。
何か食えるものはないかとバッグを漁る。
軽量化に重きを置いてきたから期待はしていなかったが、一つ思い当たる節があって、底の方を探ってみる。
すると、思った通り、右手が硬めのビニールの包装に当たった。
どしゃ降りの岩内町で、雨宿りさせてもらったばあちゃんからもらった黒飴があった。
ありがたい。雨で辛かったことと、優しくしてもらったことを思い出して涙が出そうだ。
開陽台という名前通りなら、おそらく台地にあるだろう。
ある程度の登りは覚悟していたが・・・目的地直前の、斜度10%はあるであろう上り坂はキツかった。竜飛崎以来のオールスタンディングだ。
着いた。
330度のパノラマ・・・の前に、自販機でコーラを買う。
糖分と水分の補給だ。黒飴が無かったら野垂れ死にするところだった。
コーラはカフェイン入ってるから水分補給にならない?
うるせえ美味いからいいんだよ。
運動中なら水分消費は内臓系でなく発汗に使われるから、利尿作用も少ないんじゃないか?
今度こそパノラマだ・・・うん、天気悪い。少しもやがかかってる。
俺のこの絶景に行くたびに天気が悪くなる現象、勘弁してほしい。
雨男よりマシなんだろうが。ドイツ人のDBはまた雨に降られているらしい。
今度、天気のいい日に、また来れるといいなあ。
ちょっと話は逸れるが、ここの裏に非公式な野営場があると後に判明する。どんなところなんだろう、非常に気になっている。
最近、人口が増えているなど、何かと話題の中標津町までやって来た。
ここは中標津空港。中に入ったけど、Wi-Fi飛んでる事以外何もない。
さすがにもう15時を回っているから、峠を越えてまた斜里へ戻るなんてことはしない。
野付半島のライダーハウスか、尾岱沼(おだいとう)の道の駅か?
最近出費がかさんでるので、道の駅へ向かうことにした。
海沿いの道へ出る。根室の文字が見える。いつの間にかそんなに近くまで来ていたのか。
天気は・・・晴れマーク、降水確率10%で、雨のような霧だ。
メガネも水滴がたっぷり付くのに、これを晴れとは、どういうことなのか?
根室担当の気象予報士を小1時間問い詰めたいところだ。
道の駅おだいとうへ着。
車中泊のおっちゃん2人に囲まれて話をするが、クマにあったからか疲れがドッと来て、初めて寝オチしてしまった。すぐに起きて寝床の準備をして、寝ることにした。
本日の記録
走行距離:152km
出費:1777円
にほんブログ村 ←面白かったら押してってくださいな ほれポチッとな
旅55日目 SILENT SHARI
計呂地交通公園〜R238〜網走市〜網走監獄博物館〜R244〜PR769〜斜里町ライダーハウスクリオネ
なんだろう・・・旅も7割くらい終わったからか、自分の中に大きな余裕が生まれつつあるのを感じる。
これまでは、できるだけ早く!できるだけ遠くまで!と自分に言い聞かせてきたから、焦燥感というのが常にあった。
それが、新潟からどこまでも遠い、北海道の自然の中で、何人かの旅人や、優しくしてくれる人と知り合ったから「旅」というものに対して、いや自分のこれから進む「みち」に対して色々な角度から視れるようになったんだろう。
それがおそらく俺の感じている「余裕」だ。
そしてこの日が、日本一周中の中でも特に奇妙な8日間の内の、初日となる。
駅長の家で目が覚める。
札幌から来たというライダーのおっちゃんは「いびきがうるさいからごめんね」と言っていたが、全く許容範囲内だった。むしろ俺が迷惑かけてなかったろうか。
昨日、オオカミウオをもらってから湧別の町で買い出しに行ったはいいが、朝の分を買うのを忘れていた。
非常食としてバッグの肥やしになっていた、業務スーパーのビスケットを食べつつパッキングする。肥やしのままでは非常食の意味が無い。
おっちゃんが起きてきた頃には、俺のパッキングはほぼ終わっていた。
おっちゃんに別れを告げ、この日最初の目的地、網走を目指す。
この天気では美幌峠の景色もあまり良くないんじゃないか。となるとその次に目指すのは知床半島の根っこにある斜里町か。知床峠に挑む前に一拍置く必要がありそうだ。
俺は北海道じゃなく、岐阜を旅していたらしい。
岐阜といえば、今回の旅では行っていないが、富山で働いていた頃にロードバイクに乗り始めて、最初に辿り着いた県境が岐阜だった。俺にとっては最初のジャーニーだ。
その県境にすけべな本が落ちてた。当時、衝撃的な越境だった・・・何の話だ。
網走に向かう最中、サイクリングロードがあったので、そこに逸れる。
看板の左下に書かれている道程を見ると、国道にほぼ沿うかたちで走っている道のようだ。これなら遠回りにはならないだろう。
やはり「出そう」な雰囲気だ。
ラジオじゃないが、スマホからミッシェルガンエレファントの曲を最大音量で流しながら進む。
シトロエンの孤独。
能取湖という湖のほとりを走る。天気は相変わらずだ。
道はそこそこに整備されていて、まあ走りやすい方だ。
夏になったら気持ちよく走れるんじゃないだろうか。
網走市に入った。
さっきそこそこ整備がされてると書いたな。あれは嘘だ。
サイクリングロードに小枝がたんまりある。積もっていると言ってもいい。それを避けるのがめんどくさいからつまて踏んだらこうなった。
笑えよ。
ちなみにドイツ人のDBには「俺もそこで同じ経験をしたw」と言われた。
草生やすな。
網走の監獄博物館に入る。網走といえば流氷かこれかってトコだろう。
中はかなり広い。歩いて見るのが億劫になるくらいだ。
それでも飽きさせないつくりになっていたが。
ここに来る頃には天気はかなり良くなっていた。
スマホのカメラが白石の顔をいくつも認識して気持ち悪い・・・
マネキンがいやに精巧なつくりをしていて、かなりリアリティがある。
混じってみたシリーズ
臭いメシが食える食堂。
ホムペで見た限りうまそうじゃなかったんで、スルー。
網走のしまむらで靴下を買い足す。
これが大正解。速乾性の生地だからなのか、洗濯後、すぐ乾く。
網走をあとにして斜里町へ向かう。
あのGくんは美幌峠で良い景色に出会えたようでなによりだ。
斜里の道々に入ると霧がかなり濃くなってきた。おそらく視界は200m無いだろう。
前後からやってくる車もライトを点けているが、それでも自分の居場所を知らせるには十分ではない。
俺もフロントライトを点滅させながら進む。
北海道三大沈没スポットなんて言われているが、実際のところどうなんだろう。
天国かどうかは、自分が身をもって体験しなければわからないもんだ。
到着時は俺1人だった。これから人が増えて宴会するかもしれんから、町へ買い出しにいこうか。
斜里の駅。
なかなか小洒落た感じのつくりだ。
スーパーの買い出しから戻ってきた。
自分のぶんの酒と、乾きものと、明日の朝のメシ(といってもまたカレーうどんだ)
初めてカセットボンベを買った。
昨日の駅長の家といい、どうやらライダーハウスというのは、ガスは自分で用意するのがセオリーらしい。言い訳になるが、苫前で泊まったハウスでは、ガスが引いてあったからなあ。
結局、夜になるまでに6人のチャリダー、ライダーが集まった。
といっても、俺以外は全員バイクだが・・・。
ここで年齢当てクイズと一緒に自己紹介。年齢はフェイク。
上の3人は奈良のライダーさんが名付けた。たかしって誰や。
・大たかし(30):俺のこと。エロい。
・小たかし(24):チェリーっぽい見た目のチェリー。日本一周中らしい。エロい。
・めっちゃ妻夫木(31):ついこないだまで2週間くらい、北海道の牧場で働いてたって。雑学豊富でエロい。
・大阪さん(39):見た目大学生だが今回のメンバー最年長。エロい。
・愛媛さん(39):ハーレーの似合うイケメンでロリコン。
・奈良さん(33):なんかアジア遍歴のあるロリコン。
大阪・愛媛・奈良さんら3人組は前日もクリオネだったらしく、連泊とのこと。
3人組が安くフグを手に入れたので、みんなで鍋をすることになった。
妻夫木が珍味が安かったから買ってきたけど、俺グロいのダメなんすよね、って蛸の卵、氷頭なます(鮭の頭の輪切りの酢の物)を食す。珍味って味がする。
俺からは乾きもんしか出せずスンマセン・・・。
小たかしくんから重要な情報が。
ススキノに何と、1980円の〇〇〇があるとのこと。みんなして検索した。
どうやら本当のようだ・・・。
何てこった、天国は本当にあったんだ・・・。
そんなくだらない話をしながら、戦場をだべり部屋に移す。
ヨーロッパ系男2人と、韓国人女2人のバックパッカーが話に加わる。
小たかしくんは、どうやら韓国人女の1人に標的をしぼったようだ。
皆、「あいつバンガローの方いくんじゃねーの?」「今夜仕留める目をしてる」だの好き勝手言う。
実際目がやばかった。
外人さんらが寝に帰ってから、奈良さんがストーブでコーヒー豆を煎って飲ませてくれた。
大阪さんは韓国人の女がポロリしそうだったからガン見したくて、でもできなかったそうな。
愛媛さんはなんか変な話してた。
俺?俺は集団では埋没してしまうから聞き役だった。
ミクさんを見上げながら就寝。
たかしって、俺が来る前日に、クリオネに何泊かしてったチャリダーらしいよ。
メガネかけて、マジメそうな感じだったと。
だから体格的に、俺が大たかし、チェリーは小たかし。
本日の記録
走行距離:119km
出費:4709円
にほんブログ村 ←面白かったら押してってくださいな ほれポチッとな
旅54日目 (V)o¥o(V) フォッフォッフォッ
北緯45度は過ぎたけど、やっぱり日の出は早い。4時半ごろ目がさめる。
体が冷えてるので屋内のトイレ付近でパッキング。
昨日DBがくれた福島の道路地図。
彼は栃木から太平洋に出て、反時計回りで一周してるので、福島の原発付近の立ち入り禁止区域に引っかかったそうだ。
俺も事前に迂回路の情報は仕入れてたつもりだったが、これはその迂回路が視覚化されてるのでわかりやすい。ありがとうDB。
朝方、8時くらいまでだったか、雨が降っていた。俺なら構わず行ってしまうくらいの雨だけど、3人でいたから、踏みとどまった。
札幌の床屋さんの話題になった。
日本一周する前から知っていたが、日本一周している自転車マンは無料で散髪してくれる床屋さんだ。
Gくんは既に訪れていて、俺は特に髪が伸びてないからスルーしていた。
DBは床屋の存在を知らなかった。
Gくんの話も、大体ネットで仕入れた情報と同じだったけど、やっぱり生の声というのは面白い。少し、行きたい気持ちが出てきた。
雨が止んで、路面が少し乾いてきたので出発する。
俺とGくんは時計回りなので南へ、DBは北の宗谷岬へ。
3人で握手!
俺は電車に泊まれなかったのが心残りだった。この先70kmくらいのところに、これまたSLを改装した施設に泊まれると聞いていたので、そこを目指す。
Gくんは網走まで行って、刑務所の見学と、美幌峠という絶景スポットに備えたいとのことだったんで、前に出て引っ張る。
というかクロスバイクで、タイヤは28cのマラソンで、大量に荷物積んでて・・・それで3時間以上ついてこれるってすごくないか。
紋別のカニの爪。
なんだってこんなバカデケーオブジェ作ったんだ。
(V)o¥o(V) フォッフォッフォッ
12時過ぎ、計呂地交通公園着。
このSLに泊まれるらしい。
チェックインは15時から。
Gくんがパンクしてたのでパンク修理を見守る。
チューブにパッチ当てって、めんどくせーから俺はやらない。パンクしたらチューブごと交換してしまう。
パッチあては節約できるのはわかってるんだが、時間がかかるしどうにもやる気になれない。
どうやら、チューブの修理は諦めてチューブごと交換することにしたみたいだ。
暇つぶし。SLの中を見ると、中は畳敷きになっていた。
Gくんはパンク修理を終えたが、早めの網走着は諦めたらしく、交通公園向かいの商店で食えるもんがないか物色することに。
俺はコーラ、Gくんは鮭とばを購入。
・・・鮭とば?つまみか?
「噛みながら行けば、少しは補給なるかなと」
・・・ならないんじゃない?
これ以降俺の中で、彼のイメージは鮭とばがこびりついて離れなくなった。
つっても彼はすぐ出発したが。
Gくんが網走に向けて出発した後、商店の駐車場でボケーっとしてると、店の人が「良いもんあるんだけど、もらっていかない?」と誘ってきた。
なんだろう。
「オオカミウオっていうんだけど、切り身があるから、料理して食べてみてよ。私もまだ食べたことないんだけどね。聞いたことない?スマホで調べてみたら?」
調べてみた
画像はggrks
うわあ・・・・・・(ドン引き)
毒は無いらしいので、火だけ通して食べるように言われた。
白身なので、ソテーか、フライか。
ちょっと待て、俺の調理器具(メスティン)じゃできないぞ?
とはいえ、せっかくのもらいものだし、捨てるのはもったいない・・・。
この交通公園、SL(300円)の他に駅長の家(500円)という場所にも泊まれてね・・・
駅長の家にはちゃんとした調理器具があるらしいのだよ・・・。
SL泊まりたかったけど、泣く泣く駅長の家に泊まることにした。
こっちな。
コインシャワーやコンセント、冷蔵庫もあって少しは快適に過ごせると思う。
電子レンジもあったな。
ここにもコメントを残せるノートがあり、その中には某チャリダーのコメントもあったが・・・それはまた、別の話。
さっそく調理開始。
まずは普通に炒める。鱈みたいでタンパクな味してる。わりかし美味しい。
備え付けのカセットボンベが切れてしまったが、ライダーのおっちゃんが貸してくれた。
ライダーの方はどこでも、優しく接してくれる・・・
さらにもらったアスパラでまたカレースパゲッティ。
ごめんなーこれが1番楽なんやー。
うーんカレールウケチったせいで少し薄味、でもイケるわ。
ライダーのおっちゃんと酒飲みながら、てきとうに話して、就寝。
なんか旅っぽくなってきたな。
本日の記録
走行距離:107km
出費:1911円
にほんブログ村 ←面白かったら押してってくださいな ほれポチッとな
旅53日目 ドイツ人・・・?
道の駅さるふつ公園キャンプ場〜R238〜エサヌカ線〜R238〜枝幸町〜道の駅おこっぺ
そういえば、聞いた話だが、青森のねぶた祭に日本一周のチャリダーが集結するそうだ。
秋田の道の駅で会った日本一周の1人に、肩組まれて「ねぶた、☆I☆KO☆U☆ZE?」なんてウザい絡まれ方したもんだから、そういう体育会系の奴らが集まる暑っ苦しい集まりなんだと思う。
俺には縁の無い話だ。
このころはそう思っていた。
今日は昼から雨が降るらしい。またかよ。
目的地を近めに設定して、130km南の興部町まで行く。
そこの道の駅には、何やら無料で泊まれる施設があるとのことだった。
寿都の神戸マダムから得た情報によると、オホーツク海を海沿いに行くと、地平線の見える絶景スポットがあるという。
どこなんだろう、と走っていると案内があった。
「←エサヌカ線はこちら」
多分これだ。
昨日に引き続き、地平線part2.
こんなに地平線を安売りしてもいいもんなんだろうか。
昨日も見たし、まあ、こんなもんでしょ。
そして神威岬part2を遠くから。
積丹半島のそれとは違いしょb、小さいと聞いていたので、遠くから見る。
ここで佐賀から来たご夫婦からパンをいただいた。ありがとうございます。
ふふす
俺は基本的に、物をいただく時は一度断る。
断っても、相手の意志が強ければその時は有難くいただいている。
牛さん。オホーツクの道沿いは酪農してる所が多い。
昨日会った香港人と話した時、英語がかなり錆びついていたので、1人で発音の練習してた。
「あいむ かむ ふろむ にいがた」
「きゅーしゅー あいらんど」
そうしたら、1人のチャリダーに後ろから声をかけられた。
かなり怪しい奴に見えたろうに、よく声かけられたな・・・。
Gくん、彼も自転車で日本一周してるそうだ。
聞くと、今日はおこっぺあたりを目標にしてるとか。
一緒に行くことにした。
到着。
なんかそれっぽい自転車がもう一台あるんですけど・・・。
しかもホワイトボードに「日本語OK」って、外国人か?
これに泊まれるらし・・・え、改装中でダメ?マジで?
マジかーダメかー・・・もう結構雨降ってるし、先に進む気は失せてしまったなあ・・・。
とりあえずGくんとコープまで歩く。施錠しねーの?大丈夫かよ?
コープで買い物した後、また道の駅に戻る。
食いかけできたねーけどおこっぺのソフトクリーム。他のそれよりも濃厚でうまい。
さすが神戸マダム。情報が正確だ。
道の駅の中に、やはりそれっぽい外国人がいた。話しかけると、ドイツからやってきたらしい。すげーな。
ドイツ一周してないのに、日本一周するってどんだけ日本好きなんキミ。
3人でセイコマ行って、夕飯食った。ドイツ人(以降DB)箸の使い方もお上手なの。日本語完璧だし。この前FBでコメントしたら「w」って草生やされた。どんだけ日本通なんキミ。
その後はまた道の駅に戻ってダベりタイム。
道の駅の職員のおばちゃんがライダーと話してて、俺らの方を見て「あの人たちもしょうがないからテント張って泊まるんだろうけどね、まあ、黙認してるの」だと。やっぱりバレてるね苦笑。どうもすいません。
町も静かになった頃、3人でテントを張る。
俺のテントが小さすぎると話題に。
うるせー収納性と軽量性重視じゃー。
んでも広いテントは羨ましい。俺のはペグ打たないと、狭すぎて足曲げて寝なきゃだし。
みんなでワイワイしてる旅ってのも、楽しいもんだな。
本日の記録
走行距離:134km
出費:2133円
にほんブログ村 ←面白かったら押してってくださいな ほれポチッとな
旅52日目 この世の果てにガルパンおじさん2人
思い返すと、この日もかなり濃かった。
鏡沼海浜公園ライダーハウス〜PR106〜利尻礼文サロベツ国立公園〜ノシャップ岬〜稚内駅〜R238〜宗谷岬〜道の駅さるふつ公園キャンプ場
今日こそ地平線を見る。
天塩町から伸びる道々106号線、広義のオロロンラインに入る。
すると、すぐに視界が開けてくる。
地平線の見える、利尻礼文サロベツ国立公園だ。
地面から無数に生える風車と、その先に見える地平線に見とれ
「ああ、俺はここに来たかったんだな」
と頭ん中で呟く。
ホントに、俺と秋山さんと自転車以外、なんもない。
晴れてたらもっと先が見えて、利尻富士も見えるんだろうが、俺の心はもう十分満たされていた。
このシェルターみたいな建造物(実際車用のシェルターらしい)は、見えてから辿り着くまでにやたら時間がかかる。
このシェルター自体バカデカいうえに、他に距離を推測できるようなモノが無いからだと思う。
追い風で巡行35km/hくらい出る。
いつもは23km/h出ればいい方だから脅威だな。
向かい風じゃなくてよかった。
地平線ゾーンを抜けて、ノシャップ岬(notノサップ)へと向かう。
宗谷岬に次いで北端のノシャップ岬。そこのイルカ。
フリーWi-Fi飛んでるのが1番衝撃的だった。
あと風がかなり強いのと、やっぱり利尻礼文は見えなかった。
稚内市内の洋食屋のカツ丼。
食べログではボリュームがあるような事が書いてあり、期待していたが普通だ。
稚内駅にほど近い防波堤ドーム。
建設当時は最大級の建造物だったらしい。
野宿禁止だが、野宿する人があとを絶たないとのこと。
俺だったら、まあ、雨風をしのげるなら使いたいが。
まだ昼間なので先へ進む。
JR最北端の稚内駅。同じく最北端の道の駅が併設されている。
道の駅にはお世話になってるし、中を見て行こう。
塩ソフト買ったけど、塩味あんませんかった。
なんか旅人っぽいパッキングの自転車乗ってたから声かけたら全然通じねーの。
カタコトにカタコトな日本語と、これまたカタコトの英語、そして中国語混じりで何とか意思疎通できた。
ENGLISHをspeakするなんて、highschool以来だぜHAHAHA!
何やら日本縦断していて、今日はcape soyaに行ってきたらしい。
明日は輪行でAsahikawaに行くとのこと。
ほう、わざわざ香港から、ご苦労さまです。
とりあえずFB交換して、お互いの健闘祈ってサヨナラ。
・・・後でFB覗いたら重度の(日本文化)オタクだった。ついでに提督業とガルパンおじさんも兼任してた・・・。
もっと話しとけば良かったかなー。
11月に大洗のあんこう祭行くようなので、それまでに広東語勉強しとくか。
宗谷岬へ。
網走への300kmの表示がとてつもなく遠く感じる。
うぇんざっない!はずかむ!
・・・STAND BY MEって映画知ってるか?
いよいよ極北、宗谷岬だ。
やはり実感は湧かないな。
宗谷岬周辺は平坦で、商店や食堂が多く、佐多岬行った時のような苦労は無かった。
実感が湧かないのはそのせいか?
何だか肩透かしを食らったような気分だ。
宗谷岬へ行った記念のステッカーや証明書があるそうだ(東西南北端には大抵ある)が、俺は全くそういうものに興味がない。
行ったという記憶があればいーのだ。
日本海からオホーツク海へと舞台は変わり、海沿いの国道を南下する。
次なる大目標は最東端の納沙布岬だ。
この国道は左右を森に覆われていて、やはり「出そう」な雰囲気がある。
いつでも全速力を出せるように、脚をためておく。
すると、右側に砂利の側道が伸びていて、だいたい50m向こう側に、何やら茶色い、普通自動車より一回り小さいくらいのカタマリが見えた。動いたような気もする。4本足だったような気もする。
戦慄。
友人にLINEで聞く。
「クマって黒いよね???茶色ぢゃないよね?????」
友人より
↓↓↓
:(;゙゚'ω゚'):
俺は自転車を漕いだ。
全速力では無いが、可及的速やかにここから離れようと思った。
万一の時のために、まだ脚をためておこうーーーーー
20分ほど進むと、やっと人気のある場所へ辿り着いた。
まぢで生きた心地がしなかった。
猿払の道の駅にはキャンプ場と銭湯が併設されている。
ちょうど良い距離だったので、今日はここに落ち着こう。
ところで、猿払のセイコーマートで夕食でも買おうと店内でパンを物色していたのだが、そこでとあるマダムに呼び止められ、夕食にとパンやデザートを持たされた。
若干疲れたような目をしている、70前後の女性だ。
マダムの話では、息子がニュージーランドに移住してしまって、今はひとりらしい。
今まで、人にモノをあげるなんてことは無かったが、俺を見ると、なぜかその息子さんを思い出すそうだ。
息子さんはもう向こうに家族がいて、戻ってくる気配なんて微塵もない。
マダムが話す姿は、どこか寂しそうだった。
どこからですか?
新潟です
そう、遠いわね
いえ、ニュージーランドに比べたら・・・
今日はどこへ行くの?
すぐそこの道の駅にキャンプ場があるので、そこへ・・・
そう、山の方は(熊がいて)危ないから、来ちゃダメだよ
はい・・・
(なぜ日本最北端の地で、このような事が起こるのだろう・・・)
お礼を言って、父の日には家に電話しようと思います・・・五体満足で家に帰りますと言ったら、笑って、マダムは山側の道へ帰っていった。
俺は少し、たった今起こったことを再確認して、マダムの消えた道の方を見た。
マダムはもういなかった。
熊のことなど、もうどうでもよくなっていた。
本日の記録
走行距離:141km
出費:2456yen
にほんブログ村 ←面白かったら押してくださいな ほれポチッとな
旅51日目 カレー味にすれば大抵のモノは食えるんだよ アメリカの軍人が言ってた
苫前町のふれあいハウス〜R239〜R232〜羽幌町〜天塩町海浜公園キャンプ場のライダーハウス
布団で寝ると疲れの取れ方がダンチだ。
というより室内で、外敵のいない中で質の良い睡眠を取れるというのが大きいんだろう。
昨夜管理人さんからいただいたものの残りでまたカレーうどん作る。
カレー味にすれば大抵のモノは食えるってうちのじいちゃんが・・・言ってない。
4人前くらいあるけど1人で食べる。
チャリダーは燃費が悪い。
管理人さんには良くしていただいた上に、1000円でこんな上等な宿に泊まれるなんてバチがあたるので、キッチン掃除して、掃除機かけてった。
アジア雑貨屋さんみたいに自動車でも来れるので、今度北海道に来るときは使ってみようと思う。
あんまり居心地良すぎて、今回の旅で最も遅い10時の出発になった。
とはいえ、今日の目的地はあまり離れていない、天塩町だ。
格安で泊まれるライダーハウスがあるらしいので、そこへ向かう。
昨日、恐怖の道々を通ってきたが、国道を走れば、全くクマなんて出なさそうな感じだった。
右折して、海沿いを北上する。
国道沿いにあった身長の2倍はある羆の・・・剥製?人形?
これを見て、俺は「戦う」という選択肢を捨てることを心に決めた。
・・・というか、今まで「戦う」があったのだ。
「たたかう」「どうぐ→えさ→なげる」「どうぐ→おもちゃのてっぽう→うつ」「にげる」
アホらしいが、自転車を全速力で漕いで、50km/hで自転車ごと熊にぶつかるという「スーパーGIANTアタック」を想像していた。
だが、この像の防御力だと、良くて4ダメージくらいだろう。
昨日からどうやら「オロロンライン」に入っていたらしい。
これこそ思い描いていた北海道だなあ、という景色ばかり。素晴らしい。
だが「地平線」が無い・・・。
旅に出る以前から地平線を見れると聞いていたので、少し残念だった。
羽幌町の萌えキャラ。
観光バスも萌えキャラでデコってたが、写真撮れんかった。
道の駅にでもグッズありゃいいのに、なんもねーのな。
ほどなく天塩町の、鏡沼海浜公園キャンプ場、ライダーハウスへ到着。
一泊200円と格安である。
中は本当に寝るだけの設備。
砂やホコリ浮いてきたねーから掃除した。
おめーらもっとキレイに使ってよ。
ここの名物。ノートにコメント書いて住所載っけると、その年のコメントを冊子にしてくれて家まで送ってくれるサービス(?)
昔のゲーセンみたいで懐かしい。これ書くためにここに来た。
「北海道」の名付け親らしい、松浦武四郎。
誰かが言わなきゃ名前なんて付かないからな、そりゃそうだ。
あんまり走ってないけど、足休め。
宗谷岬は明日にでも行けるんだけど、どのように走ろうか悩む。
本土最北端で、昼間でもウインドブレーカー2枚着てるようなクソ寒い中野宿したら死ぬ自信がある。
みそぱんは噛み応え、食べ応えがあってうまい。ちゃんと味噌の味がするけどゲテモノって感じではない。ばあちゃんが食わすオヤツって感じやね。
写真は札幌での戦利品。
函館からここまでで、自転車の旅人と1人くらいしか会ってないな・・・。
この時期は自転車が少ないのか?
当たり前だ、クソ寒いもんな。
誰も来なくてあんまり暇だから、天塩の町をぶらっと見に行ったけど何もない。
仕方ないから「地平線の見れる場所」の情報収集してたら、ちょうど、天塩町から稚内まで伸びる道々で、有名な道があるらしい。明日通ってみよう。
さらに暇だから酒呑みながら、スマホに入ってるガルパン劇場版を鑑賞してた。
一人の夜は更ける・・・
本日の記録
走行距離:91km
出費:1849円
にほんブログ村 ⬅︎面白かったら押してってくださいな ほれポチッとな