旅39日目 僕の住んでいた街
道の駅こまつ木場潟〜8号線〜金沢〜津幡〜富山県小矢部市〜高岡市〜県道〜渡し船〜湾岸サイクリングコース〜新潟県糸魚川市〜越後市振の関
昨夜会ったチャリは本州一周の学生だった。
ただ、既に北海道は回っているらしい。
色々なやり方の人がいますなあ。
日本一周をはじめて、距離的にはもう半分を過ぎたところで、旅慣れもしてきたけれど、北海道に対する漠然とした不安が拭いきれない。
溢れるラスボス感
チャリダーの彼に話を聞くと、北海道はライダーハウスがちょいちょいあって、そこをメインに泊まっていたらしい。
道の駅に電車があって、そこに泊まれるとか、カニを買うと宿泊無料とか。
ほうほう、何言ってんだお前※1
(※1:んなアホな、と思ってたけど、実際そんなところがあった。北海道は広いぜ)
ここから能登半島をスルーして富山、新潟を目指す
別の生き物みたいに腕が真っ黒
今日も今日とて8号線をゆく。
ずっと気になってたラ・ムーの100円たこ焼き。
値段以上にうまいわ。他の品物も激安だった。
ただ、ここから北には店舗なさそう。
キャリアのボルトが脱落したって話、しましたっけ?
そういえば5ミリのネジがあったなー、って。
トゥクリップのネジ移植した。
ロードにキャリアをポン付けするから色々な不具合が出る
GIANTのDEFYは元々「荷物満載して旅に出る」というコンセプトは無いだろうから・・・。
そんなことするなら素直にグレートジャーニー※2買っておけっていうことやね。
(※2:有名な旅用の自転車。割と安価で、自転車用のバッグが初めから付いてくる。1回くらい乗ってみて、同メーカーのDEFYと乗り比べしたいもんだ)
倶利伽羅峠(新道)を越えて富山入り
ホントは旧道のほうが人少なくてええんよ
無料で乗れる渡し船
景色や良し
新湊大橋は橋げたの下を歩いて通れるが、あまり景色が良くないのでオススメしない。
とかく船によく乗る旅である
この後、以前お世話になってた自転車屋の知り合いが自転車で迎えに来てくれて、一緒にサイクリング。
途中、雨が激しくなって後輪にガラス片が刺さって初のタイヤパンク。
タイヤブートを貼って事なきを得るが、雨が強い。
なんとか知り合いの自転車屋に行き、愛車の調子を見てもらう。
結局後ろのブレーキシューだけ交換してもらった。
インナーのチェーンホイールも寿命近いっぽいけど、在庫が無いからすぐには変えられないと。
ここ、家族で店やってるんだけど、長話好きなんだわ。
夜7時過ぎまで立ち話してた。
5月の後半だがすでに辺りは暗い。
富山の知り合いが泊めてくれるかもなんて甘い考えを持っていたが、そんなことはなく。野宿場所を探す。
東部、黒部の道の駅っぽいところがなかったかな、と行ってみるが道の駅ではなかった。
1つ隣の入善町のキャンプ場も受付は終わっている。
仕方ないからナイトランで新潟の道の駅を目指すか、と腹をくくるのだった。
これは入善町の街の灯。
以前こっちに住んでいたこともあり、色々なことを懐古してしまう
道中、8号線で職質を受ける。
そりゃあお前、天皇陛下が植樹祭とやらで富山に来るんだから、夜9時前に荷物満載でヘッドライトビカビカさせてる奴いたら職質するべきだろう。
名前と住所、どこに行くかを話したらすぐ終わった。
俺は職質くらいなら仕方ないか、と踏んでいる。それが彼らの仕事だから。
でもね、
以前住んでた町で職質されるとは思ってなかったよ!
なお、新潟入りしてすぐの道の駅で某チャリダーに出会う。
荷物でわかる。彼も日本一周をしているらしい。
そんなわけで自己紹介。
「日本一周ですか?僕もです」
どうやら彼もここで一晩過ごすらしい。
お話をした。島根から日本一周をしていること、俺の足が臭いことなど。
「それで北海道のライダーハウス行ったら、それはもう、テロですよ!」
ガチでへこんだ。
話をしていく中で、自転車にぶら下がったぬいぐるみと、Tシャツに書かれた文字に違和感を感じる。
(school idol project・・・?)
違和感をぬぐい切れないまま、他愛の無い話をして、2人ともがまどろみの中へと沈んでいった。
本日の記録
走行距離:160km
出費:食費1422円 雑費コインランドリー乾燥200円、ブレーキシュー750円
合計2372円
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