旅61日目 旅の途中
写真はヤドカリ名物ぬこのタマ。
このブログを、自己洞察のためのツールとして使うのもありかなと。
この旅を終えて、俺はこんなに成長した!頑張った!なんて書く気はないが、自分の中の何がどういう風に変わったか、今後のために残すべきだと思った。
そうでなければ、人生の貴重な時間と金を使って遊んだだけになってしまう。
どうやら日本一周のブログで、そこまでやっている方は多くないようで、「どこどこへ行った!こんなのがあった!」という事実を記載することが多いように感じる。
日本一周チャリダーのブログなんて、今の時代は世に溢れている。
俺にしかできないことがあるとすれば、俺の辿った道のりや、人との出会い、この旅で得られた成果を、俺の頭で解釈して文章にアウトプットすること、だろう。
旅の残りの日数は多くないが、自分なりの考えを最後まで書ききれたらいいと思う。
ライダーハウスヤドカリの家〜士幌町〜上士幌町〜タウシュベツ川橋梁〜来た道を戻る〜ライダーハウスヤドカリの家
今日こそはタウシュベツ川橋梁をめざす。
6時にはメシを食って、いつでも出発できるようにする。
大阪さんと愛媛さんは8時頃ヤドカリを出れたらいいと言っていた。
俺も、行って帰ってきて、140km位なので、それ位に出られればいいな。
だってのに全然起きてこない。
ブレーキシュー交換したり、フレーム拭いたりして、もう8時半なんだけど・・・。
仕方ないから寝てるところに挨拶に行った。
愛媛さんは目を開けてた。大阪さんは叩き起こした。
(´・ω・)愛媛さん、大阪さん、いろいろありがとうございました。この何日か、すごく楽しかったです。俺は行くんで、2人ともお気をつけて。
奈良さんはまだ寝てた。
こんな日くらいはゆっくりしたらいいんじゃないか、とも思ったが、別れは少しくらいドライな方が、後を引きずらずに済んで良い。
俺には俺の旅の目的がある。
R273は北海道の峠では最高地点の三国峠へと続いている。
そういえば旅立ちの日は新潟-群馬県境の三国峠を通ったんだっけか。
今回はそこまで行くつもりは無いが、例によって羆の出没地帯を通ることになる。
スマホも圏外となる為、一層の恐怖を感じることができる。
タウシュベツ川橋梁というのは、元は列車の線路が走っていたらしい。
だので、廃線となった過去の遺物をなぞるように少しずつ登って行く。
そして橋がかかっている川の対岸展望台へと、向かう。
林道を通る必要があるが、クマ鈴つけた人らがいっぱいいる。
やっぱり「そう」なのか。
「そう」なんだな。
見れた。
秋山さんも素晴らしい景色とおっしゃっています。
6月下旬には川の水位が上がって橋が半分以上沈むらしいが、今年はまだそこまででは無いみたいだ。
橋の崩壊も始まっているらしいが、遠目にはそこまででは無いだろう。
橋が崩壊するなら、それはそれで自然な時間の経過を目の当たりにすることができて良いと思うが。
以前も書いたような気がするが、自然に朽ちていくものなら、それに任せたらいいと思うよ。人工物はいずれ終わりが来るものなんだから。残すにしたって、どこまで、いつまで残すつもりなんだ?未来永劫か?
糠平町で無料の資料館を見学する。
団体さんに指を差されたぜ。
誰かを笑わせるのが目的だから、目的達成なんだぜ。
へえ、こんなツアーあるのか。
なになに、
「橋の近くまで行けます」
マジかよ・・・。
まあいいか、次に来た時に申し込めばいいさ。自転車で来れるのはあそこまでだったんだから。
もし次に来て、橋が朽ちて崩れていたら、それはそうなる運命だったんだろう。
そのままの姿を楽しめばいい。
うーん、思ったよりも早く帰ることができた。
こんなことなら、朝はもっと早く出れば良かったな。
そこらへん計画性が無いと思う。
再度六花亭でコーヒータイム。
有名なマルセイバターサンドをアイスにしたものと雪こんチーズ。どちらもコーヒーによく合うお味で。
どちらもカーチャン J( 'ー`)し には教えられないな・・・。
帰ってみると、大阪さんと愛媛さんはいなかった。
それまで、そこにいたはずの人がいない。
わかってはいたが、心にぽっかりと穴が空いたようだ。
奈良さんはRくんらと共に繁華街へ遊びに行っているようだ。
ヤバイな。行動の基準が奈良さんありきになってる┌(┌^o^)┐ホモォ・・・
仕方ないから1人で風呂るか。
帰ったら奈良さんがおかみさんのマネしてた。
つってもオッパイのマネだが。なんだオッパイのマネって。
本日の記録
走行距離:145km
出費:3287円
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