Warm Showersー岩手で知り合った外国人から教えてもらった、自転車旅行者のためのコミュニティの話
やっとこ北海道編が終わった。最近文体からジュブナイル臭がするが、あれはノンフィクション小説に近いものということにしておこう。
シオくんの旅程もあとわずかである。
これから太平洋側を南下していくのだが、岩手で偶然知り合った外国人Duranから、気になるwebサイトを教えてもらったので、調査がてら紹介しようと思う。
Warm Showers(https://ja.warmshowers.org/)
1.概要
世界を旅する自転車旅行者が、互いにホスピタリティを交換するためのコミュニティ、webサイト。
この場合のホスピタリティとは、おもてなしの意味だろう。ホスト側は無料でホストを提供し、ユーザー側は無料で宿を確保することができる。
旅人からすると非常にありがたい存在だと思う。
2.登録してみた
利用規約 をよく読む。料金が発生しないので、登録の時点で詐欺られる危険性は少ないんじゃないか?
国や地域など、位置に関する情報を記入する。現時点でホストを提供できない場合、ユーザーからホストの情報を閲覧することはできない。
実際にやり取りするまで、正確な位置を教えたくない場合、番地などの入力は省略できる。
ホストを提供できない場合、遠い未来の日付をホスト提供可能日として設定できる。現時点ではホストとして受け入れられないので、受け入れられる時期を2050年に設定した。
自己紹介を英語で50語以上記入する。えっ、無理・・・。だので、翻訳アプリでちゃちゃっと入れてみた。
他、電話番号、どのくらい前に連絡してほしいか、受け入れられる人数の上限、ホテルまでの距離、キャンプ場までの距離、自転車屋までの距離、話すことができる言語を記入していく。これらは必須ではない。
提供できるサービスをチェックで入れていく。ベッド・食事・洗濯など。
自己紹介は50語以上入れろってんだろ!と注意される。すんません英語だめなんです。
さらにメチャクチャな英語を詰める。
ウチは禁煙だよー、昔各地で優しくされたのよー。
やっとこさOKが出た。受信したメールのURLを踏んで登録完了。
利用できるホストの位置が表示される。1枚目は関東、2枚目は札幌近郊。日本ではまだ利用者数が少ないようだ。
画像はイギリス。ホストが満遍なく広がっている。このように欧米ではある程度認知がなされているようである。
3.私見
使用に関しては、自己責任であるとしか言いようがない。
正直、Airbnbなどと比べると、ホスト数5万超と絶対的な会員数が少なく、また認知度も低く、そもそも無料のサービスであるため信頼性に欠ける。
信頼性、というのはホストとしてもユーザーとしても、相手に会ってみるまではどのような人、場所なのかわからないという点で信頼性に欠けるということだ。
ただ、自転車旅行と限定しているので、ホスト側に自転車旅行者への一定の理解があるというのが、Airbnbに対する優位性だと思う。
なんにせよハナっから無料なので、宿が得られなかったとなっても、とやかく言うな、という話だけれど。
今後、俺は旅を終えた後には、旅人に腹いっぱいメシ食わせるマンになりたいと思っているので、Airbnbと共に、ホストとして提供する機会があるかもしれない。
Warm Showersを使用した際には、詳細なレポートをあげたいと思っている。
乞うご期待!
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