旅ex 94日目 旅は時間を忘れさせてくれる。
さすがに祭に出て跳ねて、その次の日も跳ねて、と繰り返していると、この日何が起こったか、自分は何をしていたか、なんて漠然としか覚えていない。
いちおう日にち毎に日記にしているが、ちゃんとその日にあったことなのか、今となっては怪しいもんだ。
この素晴らしい絵面(笑)
午前中は日陰でダラダラして、太陽がいよいよチャリダー村を侵食だ、となったらみんな行動を開始する。
なんて自由な。
ライスイズビューティフル。
一期観終わったけど、かよちんマジ天使。
天使はメガネ外しても天使だったわ。
ライスおかわり自由のラーメン屋で白米を詰め込む。
旅人が食べホの店行くと大変なことになるぞ!
ねぶた祭も3日目を迎えた。
この日は審査日というやつで、みんなで花笠をかぶって出撃した。
しかしチャリダーも多くなったなあ。
この写真で見るだけでも30人位いる。
これが全て旅人っていうのが、今でも信じられない。
この日はロープ持ちというのもさせてもらった。
皆が楽しく踊り狂ってる手前に、ハッピを着た方がいるのがわかるだろうか。
このようにロープを引っ張って、跳人と観客の境界をつくる役割をするのだ。
俺は2時間のうち、最後の30分だけ担当した。
が、みんな全力で楽しんでるのに、1人だけ無心でロープを引っ張る・・・。
(´・_・`)←こんな顔でないと乗り切れなかったな。
段々声が枯れてきた。
帰り際、ベイブリッジを渡りキャンプ村へ向かう途中、とあるチャリダーがスマホのながら運転をしていた。
後ろ姿だけだったから確認はとれなかったが、おそらくあの何かやらかしそうな若いグループだろう。
同じ仲間として注意しようと声をかけた。
「ぉ”お”〜い”!ス”マ”ホ”い”し”って”ん”し”ゃね”ぇ”え”〜〜〜!」
自分でもびっくりするくらい声が出ない。
でも、ながらスマホ君はビビったのか、脱兎のごとくダッシュしていった。
そしてあろうことか、
「ヘェーイ!!」
と仲間同士ハイタッチをしていた。
カラスと変わらんな。
ホント胸糞悪くなるようなヤツがいるもんだ。旅人も多くなってきたし、全体の数が多くなると、どうしてもマナーが悪いのは混じってくる。
何年もかかって地元の人たちとの信頼を築き上げてきた、キャンプ村の人たちの働きというものがある。
それを全く無視するような行動だなあ。
こういうのは言っても聞かんし、さらに言うなら関わっても俺の時間が無駄になるだけだし、もう一度何かあったらキャンプ村のリーダー達にでも報告しようか。
寛容の精神は理解できるが、何物にも限度はあるものだ。
うーむ。後味悪い。
そんなムシャクシャした感情も、旅の仲間と一緒に、ビールで流し込めば忘れられる。
そうだ、酒を飲もう。
この日もいつものメンツで飲んだ。気がする。よく覚えていない。
あっ、何人かは五所川原のねぶた行ってたから、不在だった。
1ヶ月前のことなのに、結構忘れてるもんだ。
それもこれも、祭が楽しいから悪いのだ。
本日の記録
出費:2,262円