旅ex117日目 クソバイクパッキングで逝く日本一周 v.s.暗峠 〜斜度の暴力が太ももを襲う〜
さてさて、今日はマジメにチャリダーやりますか・・・
何じゃこりゃあー ーーー!!!
orz
午前中は雨なのでゆっくり起床。
テントはおそらくもう使わないので、宅急便で送り返しました。
えっ?
まだ近畿なのに、テント使わないのかって?
それはまあ・・・・ゴニョゴニョ
まだ秘密。
テント他いらないモンを送り返したら、軽いのなんのって。
ダンシングしやすくなってマジ快適にサイクリングできる。
雨が本格的に降る前に、暗峠という奈良-大阪にまたがる峠を目指します。
暗峠(くらがりとうげ)は日本の道百選にも選ばれてるのですが、チャリダーにとってはある意味で有名な場所らしいです。
その「ある」意味とは、
斜度38%に迫るという急坂ッッッ!!!
くっ、ここが暗峠っ・・・噂に違わず、何という激坂っ・・・!
瞬間的な斜度は青森の竜飛崎展望台への道を上回ります。
と思ったら違った。
ここは暗峠ではなく、矢田丘陵と呼ばれる場所らしいです。
これでも国道と言っていいものか・・・
ああ、これを酷道というのか。
ここを通った時点で、踏み込むと後輪がグリップせず滑るので、暗峠はほぼ押し歩きになるだろうなあと感じていました。
竜田川ですね。
艦これ勢なら何を言いたいかわかるな?
最近アズレンに押されてるみたいだけど、客層そんなにかぶるかアレ?
生駒市に入って、 2時間半ほど雨で足止めされました。
雨の中ダウンヒルすると、登攀の時の汗がすぐに冷えて寒いんですよね。
写真で伝わるかわからないけど、峠へ挑む道の急坂です。
〇の真空コンクリートがチャリにとっては脅威です。
この笑顔のなんと邪悪なこと。
坂の途中でもマンホールさんは普通に姿を現します。
ウェット路面なので踏んだら死にます。
もちろんグレーチングの合わせ技もあります。
道の横幅いっぱいにグレーチングがあるので、避けられません。
マジでチャリを殺しにかかってる(そもそも自転車の通行は考慮していないんじゃないだろうか?)
竜飛崎を軽くいなす程度の激坂です。
グーグル先生もたまにひどい道通らせるから、これくらいの坂は通ったことがあるんだけど、それがいつまでも続くってんなら話は違う。
ハイ!今太もも死んだよ!俺の太もも死んだ!
一回足をついたら、復帰は難しいです。
予想通り、リアがグリップせず滑るので道の大半は押して歩きます。
あっけなく峠に到着しました。
峠の部分は石畳で、 これまた乗りにくそう。
暗越えといって、昔は奈良と大阪を最短距離で行き来する街道として、重宝されたらしいです。
最短距離にも程があらぁ!
峠には軽食屋があります。
昔ならこういうところはスルーするんですが、せっかく来たので寄ってみましょう。
カレーうどんです。550円。
ルーがお出汁と混ざって、マイルドで優しい味。
疲れて冷えた体には沁みます。
麺ももちもちしておいしい。
店の人の家族が新潟出身で、お話をさせていただきました。
素敵な茶屋だった。
さて、奈良側よりさらにデンジャラスといわれる大阪側に降ります。
奈良側には無かった地面の凹凸があります。
ここらへんならまだ乗って降りられますが、スピードを出して、というのは難しそうです。
下ハン握ってフルブレーキングでいきます。
たまに大阪の街並みが見えます。
この自然と都会の対比がいい。
ここらへんに来ると激坂すぎて笑えます。
38%というのは伊達じゃないな。
もう自転車を担いで降りてます。
積載チャリなら、ドライ路面でも乗って降りることは難しいんではないでしょうか。
峠を降った先でお祭りの出店をやってました。
どこかの神社のお祭りみたいです。
しかし、登りより下りのほうが疲れたなあ。
こんなの初めてだ。
身体が冷えたし、今日はシャワーの浴びれる快活へ行こう。
本日の記録
暗峠登頂
走行距離:37km