旅43日目 ーーー<ニ二三二ニ= きりたんぽ
珍しく観光回。
昨夜一緒になったチャリダーのうち1人と話をした。
その中で1日150kmくらい走っていることを伝えると
「そんなので楽しいの???」
と言われた・・・
逆に、なんで楽しくないと思うの???
サイクリング最高だと思うんだが???
日本を半分回ってきて、自転車日本一周の人には何人か会っているが、俺みたいに「自転車大好き!」「自転車じゃなきゃダメ!」という人間がそう多くないことに驚く。
それでは、なぜみんな、自転車を選んだのだろう。
自転車が好きで、日本を舞台に「サイクリング」したいと思った俺は異端なのか?
色々な旅のやり方がある。色々な楽しみ方がある。
自転車だったり、バイク・徒歩がいたりする。
行くと決めた目的地へ行く、観光するしない、美味しい食べ物を食べる食べない、やり方は人それぞれだ。
中には、自分には理解しがたい旅をしている人もいるかもしれない。
ただ、その人なりに旅は楽しめていると思うんだ。理解はせずとも許容してほしい。
この後ずっと、この記事を書いている今も、このチャリダーの話が頭の中に残って、渦を巻いている。
道の駅にしめに展示されてた。
「他の道の駅が手本にするような道の駅」との認識でよろしいでしょうか・・・
国道沿いでよくみかけるラーショの亜種。
秋田は3年前(だっけ?)に車で来てて、食べたはずなんだけど、味を思い出せない。
本日のプログラム。
青森遠くね。
今日は学生の時の友人に会います。
仕事してるのでゆっくり行きます。
にしめの1つ北の道の駅、岩城でツーリングのオッチャン(定年後)と話す。
125ccで1日400km以上走るそうな。
昨日は580km走ったと・・・
「走るだけで楽しいよ笑」「佐多岬から7日で宗谷岬まで行くよ笑」「景色なんか走ってるうちに見れるからわざわざ立ち止まらんよ笑」
話していくうち、このオッチャン俺と同類だな・・・と感じました。
この旅の最中、一番盛り上がって話ができたかもしれない!
またまた雨に降られつつ、本日の最初の目的地、秋田駅へ到着。
食べ物で気分転換。
天気予報では、雨は朝までのはずだったけど、昼ごろまで、自転車乗るには辛い量が降る。
秋田人アブラ好きな!
なんでこんなところに潤※1があるんだ!
ふざけるなー!
これは食べてみないと本物か、偽物かわからないな!
(※1:潤っていうのは、実家の燕市にある有名なラーメン屋兼居酒屋。俺らがメシ・ラーメン・酒のどれかになると、まず選択肢に挙がる店)
ちなみに友人ら3人に「秋田に潤がある!」と連絡したら、
2分後に全員から返信ありました笑
おめーら潤好きすぎだろ!
俺も好き♡
燕市民の血管には背脂が流れてるからね♡
その後、友人が20時くらいまで仕事のため、観光をすることにする。秋田駅のコインロッカーで、荷物を預ける。
ぎゅうぎゅう。
自転車は市営の駐輪場に預ける。1日100円。
秋田市は地方都市って感じがする。
駅の土産物屋で酒を買い、飲む。
誰が買うものかよ!
くそっ・・・弱みにつけ込みやがってっ・・・!
秋田駅付近をぶーらぶら。
千秋(せんしゅう)公園の弥高神社です。
野宿できそうだけどやったら叩き出されるだろーな・・・
最近こういうところ寄るとまず「野宿できるかな?」って考えるのがイヤだ笑
城はもう無いのか、残念。
柳はいちばん好きな木よー。
市内を歩きつつ、ゆっくり時間が流れていきます。
こ、これはぽぽぽ、ぽんしゅ館!!?
完全にぽんしゅ館だわ・・・。
ぽんしゅ館というのは、新潟駅にある日本酒の飲み比べができる素晴らしく画期的な施設です(有料)
店長おすすめセットAを注文。
店員さん(おそらく店長)に「ぽんしゅ館ご存知?」と聞くと
「しょっちゅう行ってます」「越後湯沢にあったのが・・・」
めっちゃ詳しいわこの人。
26番の「鳥海山」が好きです。
友人に会うのでほろ酔い程度でやめときます。。。
後ろ髪をひかれる思いで退散。
夜の秋田駅。
歩きは、疲れるけど、町の知らん一面も見えて楽しいんよ。
友人の仕事が終わるまで駅をぶーらぶら。
ゆーっくり宮城の各市町村の復興のパネルをみる。
なんか全部の街に行きたくなるな。
友人と秋田駅前で秋田らしいものを食べる。
きりたんぽはおいしくはないけど、スープが比内地鶏のダシ出てうまい。
ハタハタのすし。
なれずしの割に香りと味は控えめ。
観光客向けのためか?
旅する氷結(何が旅してるのか?)
旅するわたくしがいただいても良いのですか?
T、泊めてもらってサンキューな!
本日の記録
走行距離:68km
出費:4278円
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旅42日目 The only way
朝から大シケの日本海。
同じ道の駅で寝てたママチャリのおじさんと話をした。
関東の方から来た絵描きらしい。
鹿児島はたるみずの道の駅に寄ったか聞かれたが、フェリーで指宿に渡ったことを伝えると、少し残念そうな顔をされた。
詳しくは聞かなかったが、おじさんの絵でも飾ってあるのだろうか。
覚えておこう。
今日は1日こんな感じ。
うへえ。
寒い。足先が冷えて感覚が無い。
雨も降るもんだからなおさらだ。
雨宿りしながら、足踏みをして寒さに耐える。
山形市程度の距離だったら、新潟からは近いので、そのまま海沿いにすすむ。
これは山形県民がこよなく愛する(?)というパインサイダー。
山形県民は古来より南国への憧れを持ち、やがて南国を崇拝するようになっていった(崇拝のくだりはウソ)
憧れがパインサイダーになってあらわれたらしい。
味はまあ、無果汁なんで、パインパインした感じのフツーの炭酸です。
そこでチャリダー発見。
パッキングがこなれてる感じあって、話をしたかったけど残念ながら会えず。
小雨なので次の道の駅へ。
秋田入り。
道の駅象潟(きさかた)の足湯。
日本一有名なご当地ヒーロー、超神ネイガー!
この道の駅で有名な自転車ブロガー、おかんさんらに会う。
女子に話しかけるのはコミュ障の俺には酷だった。
案の定ビックリさせてしまったようだ。
すまぬ、フヒヒ!
17時を回ってたけど、次の道の駅に向かう。
こんなに晴れてるのに、こんなに明るいのに、自転車に乗らない理由がない!
この次の道の駅。
なんと俺含め5台もの日本一周チャリダーが集まる。
彼らは旅の話で盛り上がってたが、俺は集団が苦手だし、既にできているコミュニティの中に割って入れるほど、アクティブではないので、さっさと体拭いてメシ食って寝ましたわ。
旅は仲間がいれば楽しいかもしれないけど、何日も一緒にいるなんて、俺には難しいかもしれない・・・
本日の記録
走行距離:120km
出費:食費1221円
明日は学生時代の友人に会います。
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旅40+1日目 僕の住んでいた街 Disc2
自宅〜R116〜内野〜R113〜聖籠〜笹川流れ〜山形県鶴岡市 道の駅あつみ
6月3日。
家に帰ってから8日。
このところ断続的に降る雨で、中々出発の決断ができずにいた。
しかしこの日決意する。
どうせ初日も雨降ってたんだ、今出発しなきゃいつまでも出れねえ、気張って行け、と。
晴れたり曇ったり、雨が降ったり。
学生時代に住んでいた街を通る。
バイトしてた店が潰れてたり、知らん店が出来てたりした。
笹川流れ付近。
シケまくりの海。THE・日本海。
波が道路まで入ってくる。
錆びるからイヤや。
風速6〜8mの向かい風に耐えながら、日没後、山形入り。
実家でいいもん食べてたから、いいもんが食べたくなる。
いつもは食パンとか、味気ないもんだったからね、仕方ないね。
道の駅に24時間開放の休憩所がある。
アリガタヤアリガタヤ。
本日の記録
走行距離:148km
出費:786円
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旅の中日 閑話休題
やっと半分まで書き終えた。
スマホだと1日3記事が限界やね。
ただ、俺はあくまでサイクリングがしたいのであって、ブログを書くためにサイクリングしてるんじゃないこと、そこら辺を忘れてはいけない。
北海道に向けて、体調を整えることと、装備の確認、整理。
1.体調
・体重の増減
出発〜大分〜自宅の道のりで、
82kg〜70kg〜73.5kgの変動。
大分以降、朝夕飯を摂るという習慣ができたからか、体重維持どころか増える。
まあ、筋肉減らないならそれで良し!
2.走行データ
・四国一周:1092km
・九州一周:1947km
・総走行距離:6138km(153.45km/day)
・出費総額:93657円(2341円/day)
他の日本一周チャリダーと比べると随分早足だ。
3.装備
スプロケ、トゥクリップ、自転車用ネット(ゴム紐に替えて使用)、トップチューブバッグ、パンクしたタイヤを交換(後輪のみ)
ホントは前輪タイヤを交換したほうがいいんだろうけど、リブモpt28cはあまりにグリップ効かないので、後輪にブリジストンのディスタンザタフを選択。
他、パッキング時間短縮のため、キャリアにつける自転車用ネットを使用していく。
トップチューブバッグも、ジッパーが壊れて開きっぱなしなので、交換。
トゥクリップは言わずもがな。
富山の自転車店で、チェーンも交換してもらおうと思っていたが、あまり伸びていないとのことで、交換せず、しかし漕ぐたびに歯飛びするようになったので、スプロケだけ交換する。
服装は今までのもの(Tシャツ×2、短パン×2、靴下×3、タイツ×2、ウインドブレーカー、レインウェア)に加えて寒さ対策としてフリースを持って行く。
大丈夫かなあ・・・
◎出会った現役旅人
和歌山:自転車2人(京都・茨城から)
兵庫:徒歩1人(神奈川から)
徳島:自転車1人(香川から。終了間際)
高知:自転車1人(埼玉から)
鹿児島:車1人(大阪から)
島根:徒歩3人!(鹿児島から、他2人不明)
石川:自転車1人(兵庫から)
富山:自転車1人(千葉から)
新潟:自転車1人(島根から)
意外と会ってる。
友人からチューブやカロリーメイトもらい、北海道に日本一周チャリダーは無料で散髪してくれる床屋があるとの情報を得る。
テンション上がってきたぜ!
待ってろや北海道!!!
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旅40日目 Take me home, country roads.
道の駅越後市振の関〜R8〜親不知〜糸魚川〜上越市〜柏崎市〜R116〜出雲崎〜燕市自宅
朝、日の出とともに目が醒める。
最近それが当たり前になってきた。
・・・昨日話した彼はまだ寝てるか。
当たり前か。まだ5時だ。
眠い目でスマホをいじる。
和歌山で会った日本一周チャリダーのブログ見なきゃ・・・ふふ、中々いい出会いがあるようで。
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「チャリライブ!」
ん!?
スマホの画面と、彼の自転車にくっついたぬいぐるみを交互に見る。
「乗鞍」「富山」「ラブライブ」
ブログに書かれたいくつかのキーワードが、俺の頭をかき回して行く・・・。
(テキィーン!)←ニュータイプのあの音
やがて1つの答えにたどりついた俺は、それに相応しい対応をしなければならなかった。
ガサゴソ・・・・・・
おっと、彼が起きたようだ。
「なんだ、(俺)さんもオタクじゃないですかー!」
「そうですよ。
ふー・・・。
白のりさん」
鳩が豆鉄砲食らったような顔をしている彼。
まあ、オタク同士、話が合うわけだよね。
さすがラブライバー、宣伝にも抜かりが無い。
旅が終わったら見てみるか。
その後はオタトーークもそこそこに、親不知を一緒に行く提案をさせてもらいました。
まあ、何かの縁だし、ねえ。
さて、2人で親不知越えです。
---以下、親不知の解説---
天下の険、親不知。新潟のほぼ富山県境、市振から10キロ強の区間に渡って走っている。
道幅は狭く、大型トラックもバンバン走るので、全国的に危険な道路として有名。
他に挙げる特徴となると、海沿いで行く日本一周チャリダーはここを「必ず通らなければならない」ということ。
実はもう1つ、富山-新潟県境から山側へ迂回し、糸魚川へ通じる道があるのだが・・・
その道を自転車で行くのはオススメできない。
なぜかというと、落石や崩落でしょっちゅう工事して通行止めになってるし、そもそも道自体が山を通るもんで結構キツイ。
富山の東部に住んでたので、親不知があると中々新潟方面へサイクリングする気になれないなあと思って、新規の道を開拓しようとしたんだけど、結局親不知を通るのが妥当、ということで落ち着いた。
富山県のローディー※1の皆さんも、親不知がサイクリングの範囲を狭めているのに不満を抱いているそうで。
「輪行せずに渡し船のように糸魚川行ければいいのにねぇ」と思っている人は多い。
---以上解説終わり---
危険な道ではあるのだが、実は対策をすることで、ある程度危険を回避することができる。
1.ライトを点ける
親不知はスノーシェッド、覆道が多く薄暗い。急カーブも多いので、車からは自転車に気付きにくい。
だので、通る際はフロント、リアともにライトを点けましょう。
2.天険トンネルは歩行者自転車専用道に入る
2つあるトンネルの内、富山側にある天険トンネルは自転車通行不可であるため、迂回路が用意されている。
このことを知らずにトンネル入ってしまう人も多いので、気をつけましょう。
この2つを守れば、まったく安全とまでは行かないが、敦賀-越前の8号線区間に比べたらよほどすんなり通ることができるのだ。
天険トンネルを迂回したところにある道。
「日本の道100選」にも選ばれてるので、ぜひ行って見てくださいな。
親不知は昔、本当に断崖絶壁を通るような道だったらしく、波にさらわれて亡くなる方が続出したそうな。
それも明治以前のことだけど。
無事糸魚川に抜けられた。
白のりさんとはここでお別れをさせてもらう。
ごめんね!!はよ家に帰りたいんよ!!!
ここまで来たらね、あとはもう目をつむってても家へ帰れるんよ
日本も半分回ってくると、いつも通ってた道でも何だか違って見えるねえ。
柏崎到達。実家まであともうちょい。
柏崎より、8号 から枝分かれする116号に乗っていく。
ここも適度にアップダウンあるし、景色も良いし大好きな道なんよねー。
着いたぜ。感無量なんだぜ。
ただいま!
本日の記録
走行距離:161km
出費:食費・合計752円
これにて西日本編、完結!
装備と体調を整え、向かうは北の大地!
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旅39日目 僕の住んでいた街
道の駅こまつ木場潟〜8号線〜金沢〜津幡〜富山県小矢部市〜高岡市〜県道〜渡し船〜湾岸サイクリングコース〜新潟県糸魚川市〜越後市振の関
昨夜会ったチャリは本州一周の学生だった。
ただ、既に北海道は回っているらしい。
色々なやり方の人がいますなあ。
日本一周をはじめて、距離的にはもう半分を過ぎたところで、旅慣れもしてきたけれど、北海道に対する漠然とした不安が拭いきれない。
溢れるラスボス感
チャリダーの彼に話を聞くと、北海道はライダーハウスがちょいちょいあって、そこをメインに泊まっていたらしい。
道の駅に電車があって、そこに泊まれるとか、カニを買うと宿泊無料とか。
ほうほう、何言ってんだお前※1
(※1:んなアホな、と思ってたけど、実際そんなところがあった。北海道は広いぜ)
ここから能登半島をスルーして富山、新潟を目指す
別の生き物みたいに腕が真っ黒
今日も今日とて8号線をゆく。
ずっと気になってたラ・ムーの100円たこ焼き。
値段以上にうまいわ。他の品物も激安だった。
ただ、ここから北には店舗なさそう。
キャリアのボルトが脱落したって話、しましたっけ?
そういえば5ミリのネジがあったなー、って。
トゥクリップのネジ移植した。
ロードにキャリアをポン付けするから色々な不具合が出る
GIANTのDEFYは元々「荷物満載して旅に出る」というコンセプトは無いだろうから・・・。
そんなことするなら素直にグレートジャーニー※2買っておけっていうことやね。
(※2:有名な旅用の自転車。割と安価で、自転車用のバッグが初めから付いてくる。1回くらい乗ってみて、同メーカーのDEFYと乗り比べしたいもんだ)
倶利伽羅峠(新道)を越えて富山入り
ホントは旧道のほうが人少なくてええんよ
無料で乗れる渡し船
景色や良し
新湊大橋は橋げたの下を歩いて通れるが、あまり景色が良くないのでオススメしない。
とかく船によく乗る旅である
この後、以前お世話になってた自転車屋の知り合いが自転車で迎えに来てくれて、一緒にサイクリング。
途中、雨が激しくなって後輪にガラス片が刺さって初のタイヤパンク。
タイヤブートを貼って事なきを得るが、雨が強い。
なんとか知り合いの自転車屋に行き、愛車の調子を見てもらう。
結局後ろのブレーキシューだけ交換してもらった。
インナーのチェーンホイールも寿命近いっぽいけど、在庫が無いからすぐには変えられないと。
ここ、家族で店やってるんだけど、長話好きなんだわ。
夜7時過ぎまで立ち話してた。
5月の後半だがすでに辺りは暗い。
富山の知り合いが泊めてくれるかもなんて甘い考えを持っていたが、そんなことはなく。野宿場所を探す。
東部、黒部の道の駅っぽいところがなかったかな、と行ってみるが道の駅ではなかった。
1つ隣の入善町のキャンプ場も受付は終わっている。
仕方ないからナイトランで新潟の道の駅を目指すか、と腹をくくるのだった。
これは入善町の街の灯。
以前こっちに住んでいたこともあり、色々なことを懐古してしまう
道中、8号線で職質を受ける。
そりゃあお前、天皇陛下が植樹祭とやらで富山に来るんだから、夜9時前に荷物満載でヘッドライトビカビカさせてる奴いたら職質するべきだろう。
名前と住所、どこに行くかを話したらすぐ終わった。
俺は職質くらいなら仕方ないか、と踏んでいる。それが彼らの仕事だから。
でもね、
以前住んでた町で職質されるとは思ってなかったよ!
なお、新潟入りしてすぐの道の駅で某チャリダーに出会う。
荷物でわかる。彼も日本一周をしているらしい。
そんなわけで自己紹介。
「日本一周ですか?僕もです」
どうやら彼もここで一晩過ごすらしい。
お話をした。島根から日本一周をしていること、俺の足が臭いことなど。
「それで北海道のライダーハウス行ったら、それはもう、テロですよ!」
ガチでへこんだ。
話をしていく中で、自転車にぶら下がったぬいぐるみと、Tシャツに書かれた文字に違和感を感じる。
(school idol project・・・?)
違和感をぬぐい切れないまま、他愛の無い話をして、2人ともがまどろみの中へと沈んでいった。
本日の記録
走行距離:160km
出費:食費1422円 雑費コインランドリー乾燥200円、ブレーキシュー750円
合計2372円
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旅38日目 国道8号線は僕の正常な判断力を狂わせる
道の駅若狭おばま〜R27〜敦賀〜R8!〜福井〜石川県加賀市〜道の駅こまつ木場潟
道の駅若狭おばまで起床。
夜中降り続いた雨が止むまで、野鳥観察のおっちゃんが話し相手になってくれた。大阪の人だ。コーヒーおごってもらった。ありがとう。
おっちゃん、鳥の話する時、目が輝いてたぜ。
若さ、若さってなんだ
ここねえ、自転車はどこに行けばいいかわからないんですよ
確か歩道側をすすむと、案内標識があるんだったかな
敦賀は思い出の町だ
学生時代10日ほど滞在して、楽しい思い出と苦い思い出が残っている
ここから、知ってる風景。
西日本の知らない風景とつながりました。
同じ危険な区間として、新潟の親不知が挙げられるけど、ここは全国のどこの地域よりも、群を抜いて危険。
一昨年富山→京都のロングライドで通ったのだわ。
ただ、あえてもう一度挑戦したいという気持ちがありまして。
やってまいりました、恐怖の武生トンネル。
対向車線すらない。
道幅極狭、暗い、濡れてる、悪路と自転車殺しのトンネル。2回目だけどやっぱり鬼門だわ。
ぶっちぎりで「もう二度と通りたくない道」ランク1位。2位は徳島-愛媛の56号線。
もう通らない
この頃から、食事の写真にこだわりを持ち始める
持つだけで、てきとうさは今後も変わらない(^_^)v
越前市で江戸屋という大盛りで有名な店に入る。
「ひっで丼」900円。
ソースカツ、肉天、バラ肉がてんこ盛り。腹いっぱいです。
鯖江の8号線を走っていると、後ろからクロスバイクの学生がついてくる。
「なんかツーリングみたいですね」って。変な奴だ。
道を教えてもらうついでにそのまま数キロ、学生の目的地までサイクリングみたいな格好になる。
お互いのことを話す。彼も石川の千里浜までロングライドに行ったことがあるそうな。
短いけど楽しいサイクリングだった。
また会おう。
キャリアのボルトが脱落する。
ゴム紐でなんとかする。
なんとかなってないな。
石川入り。
道の駅で同じく自転車の旅人と出会う。
新たな出会いの予感。
本日の記録
走行距離153km
出費:2196円
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