旅57日目 ノー・テント・クライシス
こんにちは、シオです(*´∇`*)
なんでブロガーって記事の度に毎回自己紹介すんの?
漫才師の掴みなの?それ。
どうでもいいか!
あと日本一周するチャリダーってひらがな4文字多くない?
どうでもいいか!
道の駅おだいとう〜R244〜R243〜根室市〜R44〜根室駅〜PR35〜納沙布岬〜R44〜霧多布湿原〜道の駅厚岸グルメパーク
何だか体が昂ぶるようで、2時台に目が覚めた。
道の駅で寝るときは、日の出とともに目が覚めることは多かったが、あまりにも早すぎる。
横になっていても体が早く出ることを求めているようで、仕方なくパッキングを始める。
辺りはまだ暗いから、ゆっくりと準備していても、4時半には出られるようになってしまった。
昨日話していたおっちゃんの1人が起きてきて、バナナをいただく。
沼津から来たそうだ。沼津・・・ラブライブか。某チャリライバーを思い出した。
今日は野付半島という、ここからすぐのとても細長い半島へ行くそうだ。
聞いたことがある。トドワラという木があって、風景の寂しさも相まって、まさに世界の果てのような雰囲気を醸し出すとか・・・。
見てみたいような気もしたが、俺は後戻りが嫌いだ。前しか見えない。
今度来た時に行くことにしよう。
今回の旅最速の4:50に出発した。
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四島返還のオブジェ。柱とそれに向かって叫ぶ住民。
柱が四つに分かれているから、それが四島を表してるんじゃないか、とはおっちゃんの弁。
野付半島は何とか見える程度。
そこまで距離は無いはずだが、今日も天気が悪いのだろうか。
いちおう天気は晴れ、降水確率0〜10%だ。
半島部へ入った。納沙布岬まであと少しだ。
シカはマジでどこでも見ることができる。
車と併走してきて、自分から車に飛び込んでくるなんてこともあるそうだ。
事故件数が多すぎて、いちいちニュースにするのもバカらしくなるくらいに。
根室駅
納沙布岬まで、太平洋側の道々を通っていく。
納沙布岬周辺。
霧が濃くて何も見えない。
霧が濃くて何も見えない。
な ん も み え ね え 。
岬の食堂の前で、クリオネで一緒だった3人組のライダーと再会した。
ここにもライダーハウスがあって、昨晩はそこに泊まったらしい。
まさか再会すると思ってなかった。
3人はそれぞれ違うところから北海道に来たみたいなんだけど、何の因果かクリオネで一緒になって、そこからみんなでツーリングしてるんだとか。
イージーライダーのようで素敵やね。
アレ、オチが悲惨だけど。
奈良さんからパンとコーラもらった。
大たかしくん、これからはコーラ飲むたびに俺の顔思い出してねって。
それは嫌です。
東の端に佇む灯台。
宗谷岬の時もそうだったが、岬周辺のキャラ立ちがすごい。
ここらへん、というより根室入ってから「返還!返還!さっさと返還!しばくぞ!」という変な気概が伝わってくる。
(元ネタ知ってる人はオッサン)
灯台の下、野鳥観察所のホワイトボード
R44で釧路方面へ。ここらへんから、もう太平洋側なんだな。
ばんえい種か?
もう15時前だからさすがに釧路へは行けない。厚岸(あっけし)に道の駅かライダーハウスあるからそこへ・・・。
大分の知り合いが教えてくれた霧多布へ。岬だか湿原が有名らしい。
ここらへんクマ出るらしいし、時間ないから岬はスルーで。
つい最近出てんじゃねーか!
車の通りも少ないからめっっっちゃ怖いんだけど。
生きた心地せんわ。
6月1日、6日、16日・・・中型、小型、親子連れのクマ。
霧多布半島に行く道は、どこもクマ頻出地帯だ。上り坂もあったので、ここでクマにあったら逃げられないな、やばいな・・・と心臓破裂しそうになって自転車を漕ぐ。
五体満足で帰るって、親に約束したから死ぬわけにいかないな。
死にそうな思いでたどり着いた霧多布湿原。
人の手が加えられてないといった感じで、雄大だ。
時期が良ければ花も多く咲いているんだろうな。
タンチョウは見れたので良しとしよう。
個人的には、湿原センターの中に展示されていた写真に惹かれた。
四季の移り変わりで様々な表情を見せる湿原はさぞ美しいんだろう。
納沙布岬を出発してから、別行動になっていたらしい。
霧多布のある浜中町はモンキーパンチの故郷で、ルパンのスタンプラリーを開催している。
大阪さんもビッグスクーターでスタンプを集めていた。意外と可愛い面もあるんだな、このひと。
大たかしくんはやらへんの?って、自転車じゃ怖すぎて無理です。
スタンプはほぼ集め終わっているみたいで、今日の宿は厚岸のライダーハウスにするみたいだ。
聞いた話では、愛媛さんはキャンプ場、奈良さんは飛ばして帯広のライダーハウスへ行くらしい。
俺も、厚岸まで行けるかなあ。
みたびR44へ合流する。
ここは道に沿って動物除けのネットがあるから、ある程度は安心できる。
日が落ちる前に道の駅まで来れた。
あと20km西に進めば、ライダーハウスまで行ける。
ただ、ライダーハウスのホムペを見たところ、チェックインの時間までには間に合わないだろう。
ここで寝ることに決めた。
問題が2つ。ここはテント禁止が明言されてるのと、割と遅くまで人がいること。
問題を先送りにするしかないが、とりあえず街に下りて買い出しをしよう。
なんと厚岸にはイオンがあるらしい。
結局テントは張らず、寝袋だけで寝ることに決めた。
夜間7℃まで下がるという寒さに対抗するため、グランドシート、銀マット、シュラフ、フライシートで防護して、持っている服を全て着込む作戦に出るのだ。
そんな俺を見かねて、おっちゃんが声をかけてくれた。
なんと同郷の、新潟の方らしい。
この旅初めての新潟の旅人だ。
おっちゃんからホッカイロをたんまりもらって、寒さに備えた。
願わくば、明日の太陽を拝めますように・・・。
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本日の記録
走行距離:221km
出費:2081円