日本一周で使用した製品のレビュー…その壱、自転車関連
日記とかより、こういうレビューのほうが好きな人、いるんじゃない(笑)
🦑イカレビュー🦑
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基本的に、日本一周で使用するのに向いているか、を主観が混じりつつも、できるだけ客観的に判断するように星を付けている。
これから旅に挑む諸氏が、参考にしていただけると幸いである。
★★★★★…文句のつけようがない
★★★★☆…オススメできる
★★★☆☆…使ってもいい
★★☆☆☆…オススメできない
★☆☆☆☆…お金の無駄
◾️自転車・パーツ関連
画像引用元:2016 Giant Bicycle [DEFY 4]
1.GIANT DEFY4 ★★☆☆☆ 自転車本体 ¥80,000程度
元々がエントリー(初心者)向けの最底辺ロード(※1)なのだが、性能は旅に使うとなるとやや不向きか?
旅に求められる性能というと、直進安定性や頑丈さ、長距離移動時の快適性だと思うが、ロードバイクというカテゴリの中ではそこそこ良いものの、そのいずれもが他のツーリング用バイクに劣っている。
というより、そもそもこのようなスポーツ用のロードバイク自体が、旅には不向きなコンセプトなので、これから日本一周の自転車を買うという無謀な野郎は、素直にグレートジャーニーかアラヤのフェデラルあたりを買った方が良さそうだ。
俺ももう一回旅に出るとしたら、グレートジャーニーを買うと思う(含み)
→と思ったら、グレートジャーニーが生産中止だそうです
なにィ!グレートジャーニーが生産終了だとォ!? - 日本列島☆快☆速☆サイクリング
何ということだ・・・。
となると、代替品としては、ルイガノのGMTあたりになるのだろうか。
来年から旅人の自転車の勢力図がどう変わるか、それも楽しみになってきた。
DEFY4 の変速は前2の、後8段で、全国のショップでも後ろギアの在庫を扱っているところは多いだろう。9段以上になると、途端に在庫が無くなってくる印象がある。
キャリアを取り付けるダボ穴の精度が低かったので、途中からリアエンドに挟み込む形のダボアダプターで対応した。
貶してばかりいるが、スポーツ用のロードバイクとして見ると良質ではあるから、これからも乗り続けるよ。
完成車のホイールは鉄下駄だけど。
走行性能・・・★★★★☆ 価格と比して○
コスパ・・・・★★★☆☆ 安くロードが買える
旅用途・・・・★☆☆☆☆ 向かない
ちなみに初心者の皆さん、自転車本体とホイールは通販やAmazonで買ってはいけないぞ!
保険とか防犯登録とか、初期整備の問題があるからな。
ガルパンお兄さんとの約束だ!
2.ARAYA AR-713 clarisハブ ロード用ホイール ★★★★☆ ¥20,000弱
リムの頑丈さに定評のあるアラヤに、スポーツ用のハブを組み合わせた8速対応のホイール。
日本一周中は、都市部などで歩道を走るケースも多々あったので、ガシガシ段差を乗り越えていたのだが、スポーク折れは無し。なんと振れも目立ったものは無し。
前後で2kg超えで、登坂するのには不向きだが、長距離移動時は脚の消耗が少なく、旅に向いた良質なホイールといえる。
3.PANARACER RibMoPT 28c ★★★★☆ 前後¥10,000弱
シュワルベのマラソンを宗教上の理由で使えない俺が、方々のレビューを参考にして探しあてたクリンチャータイヤ。
耐パンク性能とスポーツ走行のイイトコ取りを目指した結果、こいつに行き着いた。
重量が1本370gと、マラソンの3分の2しかない。加速性は十分良好。高速走行に耐えうる。
そんなので耐パンク性は大丈夫かというと、西日本6000kmを走って摩耗しきったタイヤに、タンデム走行で油断しきっていたところに2mmのガラス片が刺さって、やっとパンクしたくらいだから、それなりに信頼性はあると思う。
難点は雨天グリップ性能の低さと、前後で1万に迫るという価格。
ウェット路面ではアホほど滑る上に、ドライでもまれに後輪が横滑りする感覚がある。
価格は下手すると、1本でマラソンが2本買える。
色々褒めまくったが、自転車のことを何も知らない初心者は、素直にマラソンにしよう。
ただし、もう一度日本一周するとなったら、俺はRibMoPTを買うだろう。
耐パンク性・・★★★★☆
耐摩耗性・・・★★★☆☆
グリップ・・・★★☆☆☆ 雨天時は★1つ
乗り心地・・・★★★☆☆ まあまあ
価格・・・・・★☆☆☆☆ たかーい!
ちなみにマラソン
耐パンク性・・★★★★★ 文句無し
耐摩耗性・・・★★★★☆ かなり良い
グリップ・・・★★★☆☆ まあまあ
乗り心地・・・★★☆☆☆ かてぇ
価格・・・・・★★★★★ やすーい!
マラソンが防御極振りの重戦士タイプなら、RibMoPTは防御(耐パンク)も攻撃(スピード)も両方イケるパラディンタイプ。
わかりにくいわ。
4.ブリヂストン ディスタンザタフ 28c ★★☆☆☆ ¥3,400
西日本を走り終えた後、パンクしたRibMoPTを交換するために発注したタイヤ。
走行性能はまずまずで、345gの軽さから来るスピードの乗りは良い。しかしながら、問題なのは耐パンク性、ならびに耐摩耗性だ。
下の写真を見て欲しい。
スリックの摩耗と同時に、表面が擦り剥けているのがわかるだろうか。
擦り剥け自体は北海道にいる頃からあったのだが、後輪に使用し、4,000km弱を走行した程度でこうなるのは、積載車での長距離移動にはかなり不向きだというのがわかる。
このタイヤはせいぜい通勤通学用で、買うタイヤのカテゴリが間違っていた、というのが正解だろう。
これまたけなしてばかりいるけど、スポーツ用としては割とイイトオモウヨ?
耐パンク性・・★★★☆☆
耐摩耗性・・・★★☆☆☆
グリップ・・・★★★★☆ 良い
乗り心地・・・★★★★☆ 良い
価格・・・・・★★☆☆☆ そこそこする
素早さは高くテクニックもあるが、打たれ弱いシーフタイプ。
5.シュワルベ チューブ 700×18〜28c用 ★★★★★ 尼で2本セット¥1,500 あさひで1本¥1,000
そこそこ安い!空気抜けにくい!どこでも買える!以上。
パンクした時はさっさとチューブ交換して、メンタルへのダメージがなるべく低いうちに走り出したいので、スペアを常に2本持っている。
初心者は、自分の持ってるポンプが仏式英式(※2)のどちらのバルブに対応してるか確認すること。あと自分のタイヤ径、タイヤ幅に対応するか、も。
※1:ここより下の価格帯になると、いきりローディー達がロードバイクと認めなくなってくる。
言ってる当人達はロードの定義は特に無いので気にしなくていい。
※2:米式ってのももある。
ーーーーー以上レビューーーーーーーー
これだけ書いておいてなんだけど、ここで書いている商品のレビューは、あくまで筆者個人の感想です。
各個人の責任の下、購入・使用するようにお願いします。
次回はバッグ編。