旅ex 94日目 旅は時間を忘れさせてくれる。
さすがに祭に出て跳ねて、その次の日も跳ねて、と繰り返していると、この日何が起こったか、自分は何をしていたか、なんて漠然としか覚えていない。
いちおう日にち毎に日記にしているが、ちゃんとその日にあったことなのか、今となっては怪しいもんだ。
この素晴らしい絵面(笑)
午前中は日陰でダラダラして、太陽がいよいよチャリダー村を侵食だ、となったらみんな行動を開始する。
なんて自由な。
ライスイズビューティフル。
一期観終わったけど、かよちんマジ天使。
天使はメガネ外しても天使だったわ。
ライスおかわり自由のラーメン屋で白米を詰め込む。
旅人が食べホの店行くと大変なことになるぞ！
ねぶた祭も3日目を迎えた。
この日は審査日というやつで、みんなで花笠をかぶって出撃した。
しかしチャリダーも多くなったなあ。
この写真で見るだけでも30人位いる。
これが全て旅人っていうのが、今でも信じられない。
この日はロープ持ちというのもさせてもらった。
皆が楽しく踊り狂ってる手前に、ハッピを着た方がいるのがわかるだろうか。
このようにロープを引っ張って、跳人と観客の境界をつくる役割をするのだ。
俺は2時間のうち、最後の30分だけ担当した。
が、みんな全力で楽しんでるのに、1人だけ無心でロープを引っ張る・・・。
(´･_･`)←こんな顔でないと乗り切れなかったな。
段々声が枯れてきた。
帰り際、ベイブリッジを渡りキャンプ村へ向かう途中、とあるチャリダーがスマホのながら運転をしていた。
後ろ姿だけだったから確認はとれなかったが、おそらくあの何かやらかしそうな若いグループだろう。
同じ仲間として注意しようと声をかけた。
「ぉ”お”〜い”！ス”マ”ホ”い”し”って”ん”し”ゃね”ぇ”え”〜〜〜！」
自分でもびっくりするくらい声が出ない。
でも、ながらスマホ君はビビったのか、脱兎のごとくダッシュしていった。
そしてあろうことか、
「ヘェーイ！！」
と仲間同士ハイタッチをしていた。
カラスと変わらんな。
ホント胸糞悪くなるようなヤツがいるもんだ。旅人も多くなってきたし、全体の数が多くなると、どうしてもマナーが悪いのは混じってくる。
何年もかかって地元の人たちとの信頼を築き上げてきた、キャンプ村の人たちの働きというものがある。
それを全く無視するような行動だなあ。
こういうのは言っても聞かんし、さらに言うなら関わっても俺の時間が無駄になるだけだし、もう一度何かあったらキャンプ村のリーダー達にでも報告しようか。
寛容の精神は理解できるが、何物にも限度はあるものだ。
うーむ。後味悪い。
そんなムシャクシャした感情も、旅の仲間と一緒に、ビールで流し込めば忘れられる。
そうだ、酒を飲もう。
この日もいつものメンツで飲んだ。気がする。よく覚えていない。
あっ、何人かは五所川原のねぶた行ってたから、不在だった。
1ヶ月前のことなのに、結構忘れてるもんだ。
それもこれも、祭が楽しいから悪いのだ。
本日の記録
出費:2,262円
日本一周で使用した製品のレビュー…その壱、自転車関連
日記とかより、こういうレビューのほうが好きな人、いるんじゃない(笑)
🦑イカレビュー🦑
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基本的に、日本一周で使用するのに向いているか、を主観が混じりつつも、できるだけ客観的に判断するように星を付けている。
これから旅に挑む諸氏が、参考にしていただけると幸いである。
★★★★★…文句のつけようがない
★★★★☆…オススメできる
★★★☆☆…使ってもいい
★★☆☆☆…オススメできない
★☆☆☆☆…お金の無駄
◾️自転車・パーツ関連
画像引用元:2016 Giant Bicycle [DEFY 4]
1.GIANT DEFY4 ★★☆☆☆ 自転車本体 ¥80,000程度
元々がエントリー(初心者)向けの最底辺ロード(※1)なのだが、性能は旅に使うとなるとやや不向きか？
旅に求められる性能というと、直進安定性や頑丈さ、長距離移動時の快適性だと思うが、ロードバイクというカテゴリの中ではそこそこ良いものの、そのいずれもが他のツーリング用バイクに劣っている。
というより、そもそもこのようなスポーツ用のロードバイク自体が、旅には不向きなコンセプトなので、これから日本一周の自転車を買うという無謀な野郎は、素直にグレートジャーニーかアラヤのフェデラルあたりを買った方が良さそうだ。
俺ももう一回旅に出るとしたら、グレートジャーニーを買うと思う(含み)
→と思ったら、グレートジャーニーが生産中止だそうです
なにィ！グレートジャーニーが生産終了だとォ！？ - 日本列島☆快☆速☆サイクリング
何ということだ・・・。
となると、代替品としては、ルイガノのGMTあたりになるのだろうか。
来年から旅人の自転車の勢力図がどう変わるか、それも楽しみになってきた。
DEFY4 の変速は前2の、後8段で、全国のショップでも後ろギアの在庫を扱っているところは多いだろう。9段以上になると、途端に在庫が無くなってくる印象がある。
キャリアを取り付けるダボ穴の精度が低かったので、途中からリアエンドに挟み込む形のダボアダプターで対応した。
貶してばかりいるが、スポーツ用のロードバイクとして見ると良質ではあるから、これからも乗り続けるよ。
完成車のホイールは鉄下駄だけど。
走行性能・・・★★★★☆ 価格と比して○
コスパ・・・・★★★☆☆ 安くロードが買える
旅用途・・・・★☆☆☆☆ 向かない
ちなみに初心者の皆さん、自転車本体とホイールは通販やAmazonで買ってはいけないぞ！
保険とか防犯登録とか、初期整備の問題があるからな。
ガルパンお兄さんとの約束だ！
2.ARAYA AR-713 clarisハブ ロード用ホイール ★★★★☆ ¥20,000弱
リムの頑丈さに定評のあるアラヤに、スポーツ用のハブを組み合わせた8速対応のホイール。
日本一周中は、都市部などで歩道を走るケースも多々あったので、ガシガシ段差を乗り越えていたのだが、スポーク折れは無し。なんと振れも目立ったものは無し。
前後で2kg超えで、登坂するのには不向きだが、長距離移動時は脚の消耗が少なく、旅に向いた良質なホイールといえる。
3.PANARACER RibMoPT 28c ★★★★☆ 前後¥10,000弱
シュワルベのマラソンを宗教上の理由で使えない俺が、方々のレビューを参考にして探しあてたクリンチャータイヤ。
耐パンク性能とスポーツ走行のイイトコ取りを目指した結果、こいつに行き着いた。
重量が1本370gと、マラソンの3分の2しかない。加速性は十分良好。高速走行に耐えうる。
そんなので耐パンク性は大丈夫かというと、西日本6000kmを走って摩耗しきったタイヤに、タンデム走行で油断しきっていたところに2mmのガラス片が刺さって、やっとパンクしたくらいだから、それなりに信頼性はあると思う。
難点は雨天グリップ性能の低さと、前後で1万に迫るという価格。
ウェット路面ではアホほど滑る上に、ドライでもまれに後輪が横滑りする感覚がある。
価格は下手すると、1本でマラソンが2本買える。
色々褒めまくったが、自転車のことを何も知らない初心者は、素直にマラソンにしよう。
ただし、もう一度日本一周するとなったら、俺はRibMoPTを買うだろう。
耐パンク性・・★★★★☆
耐摩耗性・・・★★★☆☆
グリップ・・・★★☆☆☆ 雨天時は★１つ
乗り心地・・・★★★☆☆ まあまあ
価格・・・・・★☆☆☆☆ たかーい！
ちなみにマラソン
耐パンク性・・★★★★★ 文句無し
耐摩耗性・・・★★★★☆ かなり良い
グリップ・・・★★★☆☆ まあまあ
乗り心地・・・★★☆☆☆ かてぇ
価格・・・・・★★★★★ やすーい！
マラソンが防御極振りの重戦士タイプなら、RibMoPTは防御(耐パンク)も攻撃(スピード)も両方イケるパラディンタイプ。
わかりにくいわ。
4.ブリヂストン ディスタンザタフ 28c ★★☆☆☆ ¥3,400
西日本を走り終えた後、パンクしたRibMoPTを交換するために発注したタイヤ。
走行性能はまずまずで、345gの軽さから来るスピードの乗りは良い。しかしながら、問題なのは耐パンク性、ならびに耐摩耗性だ。
下の写真を見て欲しい。
スリックの摩耗と同時に、表面が擦り剥けているのがわかるだろうか。
擦り剥け自体は北海道にいる頃からあったのだが、後輪に使用し、4,000km弱を走行した程度でこうなるのは、積載車での長距離移動にはかなり不向きだというのがわかる。
このタイヤはせいぜい通勤通学用で、買うタイヤのカテゴリが間違っていた、というのが正解だろう。
これまたけなしてばかりいるけど、スポーツ用としては割とイイトオモウヨ？
耐パンク性・・★★★☆☆
耐摩耗性・・・★★☆☆☆
グリップ・・・★★★★☆ 良い
乗り心地・・・★★★★☆ 良い
価格・・・・・★★☆☆☆ そこそこする
素早さは高くテクニックもあるが、打たれ弱いシーフタイプ。
5.シュワルベ チューブ 700×18〜28c用 ★★★★★ 尼で2本セット¥1,500 あさひで1本¥1,000
そこそこ安い！空気抜けにくい！どこでも買える！以上。
パンクした時はさっさとチューブ交換して、メンタルへのダメージがなるべく低いうちに走り出したいので、スペアを常に2本持っている。
初心者は、自分の持ってるポンプが仏式英式(※2)のどちらのバルブに対応してるか確認すること。あと自分のタイヤ径、タイヤ幅に対応するか、も。
※1:ここより下の価格帯になると、いきりローディー達がロードバイクと認めなくなってくる。
言ってる当人達はロードの定義は特に無いので気にしなくていい。
※2:米式ってのももある。
ーーーーー以上レビューーーーーーーー
これだけ書いておいてなんだけど、ここで書いている商品のレビューは、あくまで筆者個人の感想です。
各個人の責任の下、購入・使用するようにお願いします。
次回はバッグ編。
旅ex 93日目 より大きく跳ね、大きい声を出そう
疲れて昼まで動けない、なんてことはなく、朝、いつもと同じ早い時間に目が覚めた。
テントを開けt
うおっ( ；ﾟДﾟ)
屍が転がっていた・・・ﾋｲｯ
なんだ やっちか
よくわからんが英霊でも召喚しようとしてたんか？
ありがとうございます。
北海道から離れて1ヶ月ちょっと、死ぬほど飲みたかった。
本州だとカツゲンは、同じ量の金と交換できるっていう話なんだけど。
まっちゃん「どや？ねぶた楽しかったやろ？」
うん、めっちゃ楽しいわ。
来てよかった。
昼前はハヤカワさんに連れ出されてひじり氏とアイスを買いに行く。
ハヤカワさん「アイス、これ、100個」
100個。
100個！
100個だ。
正確には4箱なので96個だ。
俺も金が余ってるなら、こんな風に施しの精神が宿るのだろうか？
よくわからない。
その他にもカップ麺いただいたり、色んな物をいただいた。
ありがとうございます。
昼からはねこまんま君と風呂行って、スーパー行ったりして、いつの間にやらまた祭の時間がきてしまった。
秋田の道の駅で会った旅人がいた。
少ししか話していないのに、覚えていてくれた。
俺にねぶた祭というキーワードを初めてインプットさせたのが彼だ。
あの時は全く行く気がなかったんだけどなあ。
旅が俺を変えたのかな。
祭の時間になって。
この日はカラスという、祭に関係ないリズムで、跳人に混じって好き勝手に踊り出す輩がいた。
楽しむというより、他と違うことをやって目立ちたいんだろうなあ。
はたから見るとクソださいからやめて欲しいんだけど・・・。
そのエネルギーを何か別の物事にぶつけられないんだろうか。
そんな怒りの感情よりも、
「あいつらに負けてたまるか」
という反骨精神が、俺たちの結束をより固いものにして、より大きい声を出させてくれる。
また2時間が過ぎた。
夢中になって跳ねていると、時間はあっという間に過ぎて行く。
キャンプ村に帰って肉を食らって、酒で流し込む。
なんて楽しい時間だ。
本日の記録
出費:2,337円
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旅ex 92日目 「10,000kmぶりの」「パレード」「本番」
1ヶ月も前の出来事、毎日更新してるの俺だけじゃない？
北海道のウトナイ湖で会ったとねくん。
寝袋だけで寝とる。屋根無いと夜露で濡れて死ぬぞ(笑)
みんなアホだねぇ、とﾆﾖﾆﾖ。
ねこまんま君は昨日から、乃木坂の話をし出すと止まらなくて怖かった。
すると、唐突に声をかけられた。
なんだろ、さっきからこの人ウロウロしてるけどなn
「もしかして・・・シオちゃん？」
F(ぉれすと)氏〜〜〜〜〜〜〜！！
(=´∀｀)人(´∀｀=)
おぉ〜〜〜〜〜〜〜〜！
俺が初めて会った旅人、ふぉれすと氏！
和歌山から実に10,000km、3ヶ月ぶりの再会！
旅8日目 友達100人できるかな？ - 日本列島☆快☆速☆サイクリング
やべーーーー！ホントにF氏だ！ウヒョーーーーーーー！！
テンション上がりすぎて何を話したかよう覚えてないわw
↑3ヶ月前の自撮り
てか痩せて人相変わりすぎだから、全然気づかねーよ！
キャンプ村で全体の開村式をした後、チャリダー村、初ミーティング。
毛んさん「今年はブロガーが多いので・・・」
ん？そんなに多いかな〜？
ふぉれすと氏、ひじりさん、ゆうくん、白のりさん、にんじんさん、、、
あ、俺もか。
日記つけてるつもりが、いつの間にかブロガーになってた(=´∀｀) '`,､ '`
まあいいや、書くの楽しいしﾜﾗ
ミーティングで今後の予定を聞く。
今日は昼過ぎから、地域の方がキャンプ村にやってきて、実際のリズムにのせて跳ねていただけるそうだ。
それと、ねぶた本番中のロープ持ちという係と、これから板金組合でのちょっとしたお手伝いの係ぎめをする。
ふぉれすと氏が立候補してロープ持ちになって、流れで俺と香港人のキノが、毛んさんと共にお手伝いしにいくことになった。
キノはふぉれすと氏のブログでよく見かけたので、どんな人かは知ってるつもりだったが、なんつうか、オタクだ。
ガンダムネタが通じるけど、ビートルズの存在を知らない、知識の幅が異様に偏ってる香港人の日本一周勢。
うーむ、どうやってねぶたの情報を得たのか、非常に興味深いところだ。
車で青い海公園へ向かい、バケツ洗いなどをお手伝いさせてもらった。
ねぶたの中身なんかも見られて、ちょっとらっきー。
板金組合の方からいただきました。ありがとうございます。
なんかMr.bicycleで一緒だった乃木坂くんもいた。ねぶた来ないんじゃなかったの。俺も行かないって言ってたけど。
旅66日目 バーイセコッ！ バーイセコッ！ - 日本列島☆快☆速☆サイクリング
ねこまんま君に
「彼、乃木坂好きだよ」
って教えたらオタトーク始めて大変なことになった。
昼過ぎ、板金組合の方が出向いていただいて、お囃子を奏でる。
それに合わせて跳ねる旅人たち。かなり激しく跳ねている。
まさか、これを2時間も続けるのか・・・((((；ﾟДﾟ)))))))
衣装に着替え、旅人による全体ミーティング。
通行上の注意点などを確認する。
その後は一斉に
「行くぜ野郎ども！！」
「ウォオオオオー！！」
と気合を入れ、いよいよ出発だ。
と思ったら、
親不知を一緒に抜けた白のりさんおった。
いや、なんか声のデケェオタクがいるなあ、とは思ってたんだけど、以前会った時より黒いし、デカくなってるし、黒いし・・・雰囲気が違うからわからんかった。
自転車みて分かったっていう(笑)
青森市街へと続くベイブリッジへ、チャリダーみんなでトレインを組んで向かう。
信じられるか？ コレ、全員旅人なんだ。
えも言えぬ雰囲気だよ、きっと、参加した人にしかわからないだろう。
ベイブリッジについて、ライダー達を迎撃するバイクパレード。
迫力満点の光景だ。そこに自分が加われるというのなら、言うことはない。
市街地に着いて、俺とふぉれすと氏とキノで一枚。
仲間と過ごす時間は楽しいのう。
出陣の時間が近づき、板金組合のねぶた前に集合する。
チャリダーたちで集まり、円陣をつくる。
毛んさんが音頭をとる。
「お前ェらﾋﾟｰｰｰ(検閲により削除)してぇか！！！」
「うぉおおおおおおお！！！！」
「「ぉぉぉおおおおお！！！
こころが！
ぴょんぴょん！！
するんじゃ^〜〜！！！」」
かくしてチャリダー達はひとつになった。
リズムにのせて跳ねて、声出して、跳ねる。
たったそれだけなのに、なんて楽しいんだ。
ああそうか、旅っていう、同じ目的をもった仲間たちが集まって、おんなじことやってるからか。
数年前まで超インドア派だった俺には、こんな世界があるなんて思いもしなかったな。
なんてことを考えながら、
いつの間にか、疲れて声が出なくなってた。
同じように跳ね疲れてうなだれている、あいつと目が合う。
(おい、声出てねぇぞ)
(オメェもだろうが)
どっちが図ったかはもう覚えてないが、同時に声を張り上げた。
たっぷり2時間跳ね続けて、瀕死でキャンプ村に帰ってきた。
ふぉれすと氏も来たし、今夜は飲み明かそう。
俺と、ねこまんま君と、ふぉれすと氏と、キノと、誰だっけ。
よくわからんが酒を飲んで、旅の話をした。
なんて楽しい。
本日の記録
出費:1,082円(絶対ガバガバだ)
旅ex 91日目 ラーメン、ダラダラ、ねぶた前夜祭。
ﾗ-ﾒｿ!
ていうか日本一周終わっといて今更なんだけど、テントのフレームの組み方が間違ってたみたい。
今まではこういうように、インナーフレームが交差しないように組んでたんだけど、
ｶﾜｲｲ
↓実際はこんな感じで
交差するように組むのが正解でした。
他のチャリダーが同型のテント張ってて「これ違うやん！？」と気づき、急いで張り直し。
ふう、危ないところだったぜ(めっちゃ恥ずかしい)
テントの中に入ってみたらちょっと広くなって快適でしたとさ( ＾∀＾)ｳｹﾙ
旅人なので朝早く、6時頃に目が覚めた。
ねこまんま君も起きたらしく、一緒に自炊をする。
今朝のメニューはハヤシのルーを使った野菜デミスパゲッティ。ちょっと味が濃い。
ゆうべ、スーパーでカレーのルーが売り切れだったので仕方なく買っては見たものの、失敗かな。食えないことはないけれど。
火を使っても何も後ろめたくないのが、キャンプ場の良いところだ。
しかも流しに簡易トイレまである。
朝メシを食った後は、テキトーにダラダラして過ごす。
昼前になると、ハヤカワさんという、たいりく君のブログ「たいりく～ちょっくら日本一周してくる！～」で名前が出てきた方に誘われ、ねこまんま君、やっちと近くのラーメン屋に行く。
ハヤカワさんも旅人界隈では有名な方らしい。まさかココでお会いするとは・・・(ﾟoﾟ;;
7号線沿いのラーメン屋で、味噌カレー牛乳ラーメンを食べる。
なんとハヤカワさんのおごりだ。ありがとうございます。
これは美味い。味噌もカレーも牛乳も、全部主張するけど、ケンカしてない。
またリピートしたいくらいやね。
左がねこまんま君、右が俺氏。
初顔出しです。目つきわるっ。ケツでかっ。
キャンプ場に戻って、2016年組チャリダー(なぜか日本一周界隈では、出発年で◯年組と呼び方が変わる。俺は2017年組だ)のりょーへーさんが誰かの自転車を整備するのを見学する。
勉強になる。
俺は自転車が好きなわりに整備をあまりしない。走り専だと思う。
自ら行う整備は、フレーム及びチェーンの清掃、オイルさし、ブレーキシューの交換・調整くらいだ。
家に帰ったら自転車の整備を覚えよう。
ロードをフレームセットから買って、自分でパーツを選んで取り付けたいものだ。
しかし、旅人が急激に増えたものだから、チャリダーでさえ顔と名前が一致しない。
ただ、キャンパーネームで呼び合うから、一度面と向かって話さえしてしまえば覚えやすい。
何人かが髪を染めたり、髪を刈ったりしてきている。ねぶたに向けて気合いを入れてるんだろうか。
写真は・・・誰だ！？
と、思ったらおこっぺからケロチまで一緒に走ったがっきー。
がっきーと会わなかったらMr.bicycle行ってなかったわ、サンクス！
おっ、ブログランキング上位のゆうさん「厳風～Genfu～ | 自転車日本一周中ブログ！旅と雑記のげんふう」も来たみたい。
いやあ、どこかで見たような人がたくさんいますなー。
ちなみにねこまんま君は、えりもで会ったガルパンおじさんから、
「自転車で走るのが好きなら、ねこまんまさんと気が合いそうですね〜」
と存在だけ聞かされていて、ねこまんまさん？Twitterにおらんやんけ！
と、存在だけは知っている人だったのだが、数日間行動を共にして
「お前がねこまんまさんだったのか！？」
と気づいた。初めは本名で呼んでいたのよ。
まさか今自分の隣にいるヤツがそのねこまんまさんとは。
世の中にはよくわからないが、変な出会いというのがあるものだ。
夕方から、ねこまんま君と青い海公園へねぶた前夜祭に行った。
Kさんも昼間に見てきたらしく、ねぶたの迫力について熱く語っていた。
途中からKさんも合流した。
前夜祭では地元やらそうでない人やらでリズムにのって跳ねたり、跳ねたり、跳ねたりしていた。
ゆうくんも来て、少しの間、一緒にステージを見た。
ステージを離れて、明日から始まるねぶた祭のねぶたを見に行った。
ねぶたはいくつもあるが、上の写真が、俺たちキャンプ村の旅人が前について跳ねる、板金組合のねぶたになる。
灯りがついて、なんだか神々しく見える。
俺たちはこのねぶたと一緒に、1週間跳ねるんだ。
そう思うと、なんだかこみ上げるものがある。
キャンプ村に戻る前に、スーパーで跳人(ハネト)の衣装を購入した。
7,000円とちと高いが、これが無いと祭に出られないから仕方ない。
明日はいよいよ、待ちに待ったねぶた祭本番だ。胸が熱いぜ。
明日はF氏が来るらしいし、楽しみだ。
そして何と、同じく和歌山で会ったFukudadd氏もねぶた目指して北上中らしい。
旅8日目 友達100人できるかな？ - 日本列島☆快☆速☆サイクリング
俺とF氏とFukudadd氏は同じ日に出会って、3人が3人とも、お互いを知っているが、3人で会ったことが無い・・・。
FBでずっとコメントし合うような仲だったから、それが、やっと顔を合わせられるのか・・・。
でも、Fukudadd氏、今(8月1日)富山だぞ・・・最終日までに間に合うのか(;´д｀)
本日の記録
走行距離:20km
出費:7,440円
旅ex 90日目 ねぶたサマーキャンプ場 of love
昨日の記事に書き忘れたけれど、自転車にもサイズがあるから、
「グレートジャーニーが無くなるって！？急いで在庫を買わなきゃ！」
ってなって、無理にサイズが合わないものを買わないように(笑)
狂っぽー
青い森公園のハトが朝をお伝えします
狂っぽー
今日からねぶたサマーキャンプ場が開くんだって
狂っぽー
フェリー乗り場の近くにキャンプ場があるんだって
狂っぽー
ついったーで得た情報によると、津軽海峡フェリーのターミナルに旅人が何人か集まってるみたい
狂っぽー
キャンプ場は今日の夕方からオープンらしいから、それまでに調理用のガス缶や、何本か折れたペグの代わりを買っていこう
狂うっぽー
目を覚ますと、そこは青森だった。
近所(?)のバーちゃんが鳩に餌をやっている。
それに群がる鳩。
真似して餌を撒くふりをすると、それにつられて鳩たちが反応する。
面白い。が、飽きる。
鳩をおもちゃ代わりにするのをやめて、俺はベンチを立った。
青森駅に自転車を取りに行く。
昨日の昼過ぎから青森駅に置いていた自転車は、他の通勤通学用自転車と比べると、どうにも駅の雰囲気に似合わなくって、主人の帰りをじっと待っているような佇まいをしていた。
駅付近のアーケードにあるネットカフェに、一台のツーリング用自転車が停まっていた。
こいつもまた、主人の帰りを待つ忠犬なのだろうか。
口を開けて涎をだらしなく垂らしているのは、夏の暑さに必死で負けまいとしている一種のファイティングポーズなのかもしれない。
国道沿いのショッピングモールに行くと、モンベルストアがある。
俺はそこでアウトドア用のガス缶と、テントを地面に固定するためのペグを買い足した。
眠い目こすって文章書くと、頭の中をすりこぎでぐっちゃぐちゃにかき回して、さらにコンペイトウでデコレーションしたような文になるけど、こうなります。
昼過ぎ、津軽海峡フェリーターミナルに到着した。
なんと、それっぽい自転車がひい、ふう、みい・・・4台もある。
何という場所だ、フェリーターミナル・・・
中に入って二階に上がると、なんかそれっぽい人らが数人いたので、わりとコミュ障なほうの俺から、思い切って声をかけてみた。
最初に話ができたのは、同じく日本一周をしているやっち君とKさんだった。
やっち君はチャリで、Kさんはバイク。
上半身裸で走ってるらしい。それヤベーやつじゃない？
他にも、おじいさん(有名人のハヤカワさん)と、その方と話してる旅人っぽい人(後に判明、ひじりさん「ひじりが自転車で日本1周」)と、なんかPCいじってる旅人(キノ)の5人がいた。
やっち君提案で、そこらの公園で肉焼いて食べることになった。
旅人のテンションってこんなんだっけ？
よくわからん。
スーパーで肉買って、公園で焼いて食ってたらもう一人チャリダーのねこまんまくんが来た。
さらに追加の肉食ってたらもう一人チャリダー来た。
やべーよねぶた。こんなに旅人来るんだ？
15時頃、フェリーターミナル近くの臨時キャンプ場に到着した。
あ、苫小牧の道の駅ウトナイ湖で会ったライダーのまっちゃんだ。以前はチャリダーで、ねぶたのベテランなんだって。
経験者の方々が言うには、17時からテント張ってもいいそうな。
それまでは場所取り程度にしておいて、ね。
案内人がいると心強い。
このねぶた期間中だけ、この広場がテン場になるみたい。
ところで、ねこまんまくんさっきから「やべー」しか言ってないんだけど。
祭に旅人が集結するっていう現実を直視できなくて、語彙力が低下してるみたい(´･_･`)
まあ、確かにこれから起こることを考えると、それはそれは凄いことになったのだから、彼の言うことはわかる。
少しだけ人が入って来た。
これからだんだん多くなって、旅人のムラができるのかな。楽しみだ。
これは近くのスーパーに飾ってある、ねぶた祭を描いた絵。
夜はねこまんまくん、やっち君、Kさんの4人で、このスーパーでメシを食った。
結局、この日テント村に集まったチャリダーは、大体15人くらい。
北海道のおこっぺで一緒に走ったがっきーもいた。
チャリダー村村長の毛んさんも来た！
名刺としてゴムもろた(;´д｀)
コレは「俺のケツを使え(≧Д≦)」というメッセージなのくぁ！？
ヨ〜シじゃあ遠慮なくいくゾ〜♂
とまあ、以前会った人やら、Twitterで見かける人やらで知ってる人はいたけれども、、、
チャリダーで大きい輪ができてたから入ろうとしたものの、なんか既にコミュニティできてるみたいだな。正直入りづらかった。
幸いねこまんまくんとKさんとは話が合うので、ぼっちにはならずに済んだ。
ていうかF氏早く来てくれー！
ヾ(;´д｀)ノ
(￣▽￣)「2日(明後日)に戻るで」
F氏〜〜！
。・゜・(ノД`)・゜・。
本日の記録
青い森公園〜津軽海峡フェリーターミナル〜あおもりサマーキャンプサイト
走行距離:20km
出費:2547円
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outポイントは入ってもinがあまり無いちしぶきくんに愛の手を（泣）
なにィ！グレートジャーニーが生産終了だとォ！？
◾️GIANTが誇るツーリング用自転車の傑作「GREAT JOURNEY」が生産終了に
http://www.giant.co.jp/giant17/bike_datail.php?p_id=00000061#specifications
画像はGIANT公式HPより引用。
キイテナイヨ！
2018年モデルがすべて発売になったわけですが、
なんと・・「GREAT JOURNEY」が2017年モデルで生産終了となってしまいました・・。
(GIANTストア福岡 より引用)
マジっすか・・・。GIANTストアが言うならホントなんだろうな。
これから日本一周に使った製品のレビューから派生して、グレートジャーニーめっちゃ推薦しようと思ってたのに・・orz
◾️そもそもグレートジャーニーってなんじゃい？
世界的な自転車メーカー「GIANT」のロングツーリング用スポーツ自転車です。
ねぶた祭りに来てた旅人とか、Mr.bicycleで過去に来てた旅人の自転車とかを見てると、その多くはグレートジャーニーを使っていました。体感で4割ほど。
さて、このグレートジャーニー、何が特徴かというと、
- バッグが(前後で4つも！)付いてくる
- 安い(バッグ、荷台、泥除けが付いて10万はお値打ち)
他にもドロップハンドルで、サブレバーついて、など、初心者には安心なつくりになっています。
ツーリング用自転車は数あれど、荷台とバッグが初めからついているのは、コレとルイガノのGMTくらいです(知ったかなんで、誤りがあったらスマン)
旅に出たい人が、このグレートジャーニーを買った翌日には、旅に出られるんじゃないかってのが一番の特徴だったんです。
◾️自転車で旅に出たい人はどうしたらいい？
俺なんて、日本一周には元から持っていたロードバイクに荷台と泥除け付けたんですよ。
でも、スポーツ自転車って、旅用に作られたものでない限り、旅にはあまり向いてないんです。
実際俺も旅の最中は、荷台を無理やり取り付けたばっかりに、荷台を取り付けるネジ穴(ダボ)がバカになってしまったり、フレームとタイヤが干渉したりして苦労しましたし。
ということは、これから日本一周など、自転車での旅を考えている方は、まず1番に挙がるであろうグレートジャーニーを選択肢から外さなければいけないということ。これは厳しい。在庫があればいいんですけどね。
どうしても欲しいからって、初心者が中古をオークションなどで買うのはオススメできません。
これから日本一周をしたくって、自転車のことなんて全く知らないけど旅用の自転車が欲しいという方は、ちゃんと自転車屋に行って、
- 何を目的とした自転車か伝える→日本一周なら恥ずかしがらず言おう！
- 自転車やバッグなど、自転車関連の準備に割ける予算を伝える
あなたの熱意が伝われば、店員さんもきっと親身になって自転車を選んでくれるはずです。
まあ店によるけど(身も蓋もない発言)
しかし、これだけ旅人に人気な車種が無くなってしまうと思うと、何だか残念ですね。
GIANTさん！ぜひ後継車種の販売を！
もし出たら俺も買いますので！(ぉ
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